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韓国時代劇歴史ドラマ事典 い

以夷制夷(イイチェイ:이이제이)
蛮夷(辺境の蛮族)で蛮夷を打ち破るという意で、ある勢力を利用して他の勢力を制御するということを言う言葉。以夷攻夷(イイゴンイ:이이공이)ともいう。

イェー(예)
「はい」の意。現代語と同様。

禮賓寺(イェビンシ:예빈시)
賓客や宰臣の饗宴や食物を司った官庁

翊衛司(イギサ:익위사)
→世子翊衛司(セジャイギサ:세자익위사)

翼善冠(イクソングァン:익선관)
王と世子が袞龍袍(コンリョンポ:곤룡포)とともに使用した冠。前側が低く後ろ側が高い2段づくりになっており、セミの羽根型の小角がついている。

吏曹(イジョ:이조)
六曹の一つで、文官の選任と封勳,官員の成績考査,褒貶に関する仕事を請け持っていた官庁。

吏曹判書(イジョパンソ:이조판서)
現韓国の行政安全部長。吏判(イパン:이판)と略すことも多い。

礼曹(イェジョ:예조)
朝鮮時代に、六曹の中で礼楽・祭事を開いたり、朝会・外交・教育機関・科挙などに対する仕事を請け持っていた官庁。

禮曹判書(イェジョパンソ:예조판서)
現在の文部大臣。禮(礼)判(イェパン:예판)と略すことも多い。

イニョ(이녀)
わたくし。直訳するとこの女。

イボシオ(イボシオ:이보시오)
呼びかけるときの定番のセリフ「あの~」「すみませ~ん」の意。「こちらを見てください:이쪽을 보아 주십시오 」が原型ともいわれている。

イムグム(임금)
君主国で国を治める者。王。

壬辰倭乱(イムジンウェラン:임진왜란)
1592年から始まった秀吉の朝鮮出兵のこと。文禄の役。
1597年からの慶長の役は丁酉再乱(チョンユチェラン:정유재란)と呼ばれている。

イリオノラ(이리오너라)
こっちへ来いという意。
転じて両班が他家を尋ねたときに、訪問先の使用人を呼ぶ時に使う言葉。
帯同している自身の使用人に言わせることも多い。
この言葉自体が命令形であるため、決して訪問先の主人に対して直接使うことはない。
意味のまま目上の者が目下の者に使うこともある。

人定(インジョン:인정)
朝鮮時代の通行禁止制度。季節によって変動はあったが、通常夜10時に鐘路にある鐘樓から28回鐘を打ち、4大門を締め通行を禁止した。朝は4時に33回鐘を打ち開門した。
※日本人には「イ」と聞こえる音に「ウィ」もあります。「イ」で見当たらない場合にはそちらも参照してみてください。

 

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