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韓国時代劇歴史ドラマ事典 ね

内医院(ネイウォン내의원)
典医院・恵民署とともに三医院の一つ. 朝鮮時代に宮中の医薬を受け持った官庁を言う。

内官(ネグァン:내관)
=内侍 百済では宮中の諸般業務を管掌する官府をあわせていった。内侍と混同してはいけない。

内禁衛(ネグミ:내금위)
王の側近で護衛を引き受けた軍隊。最上位の内禁衛将(ネグミジャン:내금위장)は正三品(チョンサムプム:정삼품)で堂上官(タンサングァン)

内三庁(ネサムチョン:내삼청)
禁軍三庁(クムグンサムチョン:금군삼청)ともいわれ、1652年(考宗3)に王の護衛や王宮の警護に従事した內禁衛(ネグミ:내금위)・ 兼司僕(キョムサボク:겸사복))・羽林衛(ウリミ:우림위)の3庁を統合したものをいう。
のちの1666年(顕宗)には禁軍庁(クムグンチョン:금군청)に、1754年(英祖30)には龍虎営(ヨンホヨン:용호영)となった。
仁政殿西側行廊に香室(ヒャンシル:향실)とともにある。

内侍(ネシ:내시)
内侍府に属した宮中の男(内官)王の面倒を見たり宿直などの仕事を請けおった。全て去勢された人だった。※高麗期には去勢が前提というわけではない。

内旨(ネジ:내지
王が秘密裏に行う命令

内侍府(ネシブ:내시부)
内侍を統括した官庁

内侍府司(ネシブサ:내시부사)
従二品。内侍府全体を管轄して統率する内侍府首長。→尚膳(サンソン:상선)

内需司(ネスサ:내수사)
宮中で使う米穀・麻・木綿・雑貨および奴婢、王室の財産,広大な王室の土地などの管理を受け持った正五品亜門。

内班院(ネバンウォン:내반원)
内侍の詰所・執務室

内兵曹(ネピョンジョ:내병조)
兵曹から派遣された王宮護衛のための出張所

内訓(ネフン:내훈)
成宗の母、昭惠王后(ソヘワンフ:소혜왕후)(後の仁粹大王大妃(インステワンテビ:인수대왕대비))が1475年(成宗6)、婦女子の教育のために編纂した本。この教え以降、朝鮮の男尊女卑に拍車がかかったとされている。

内命婦(ネミョンブ:내명부)
王妃などの王族や宮女も含めた宮廷内の女性の総称。厳密には中殿は所属しないが、統括することが多い。 → 内命婦の品階