「韓国時代劇歴史ドラマ事典」タグアーカイブ

韓国時代劇歴史ドラマ事典 ふ

惶恐(ファンゴン:황공)
(ファンゴンハダ:황공하다)の語幹。恐れ多いという意。
例)ファンゴンハオムニダ:황공하옵니다:恐れ多いことでございます。

皇帝(ファンジェ:황제)
皇帝

惶悚(ファンソン황송)
恐縮という意。惶恐(ファンゴン:황공)と同様の意。

皇太子(ファンテジャ:황태자」
皇帝の世継ぎ。王の世継ぎとしてこの言葉を使用するのは本来は誤り。

活人署(ファリンソ:활인서)
高麗の東西大悲院を継承して、仏教的名称を改めて、東西活人署として運営した。都城内の病人の手当と、行く宛のない人の衣食を施した。第7代世祖以降に東西を統合した。

府院君(プウォングン:부원군)
王妃の実父や正一品功臣に与えた爵号。本貫の地名を前に付けて呼ぶことが多かった。

剖棺斬屍(プグァンチャムシ:부관참시)
死体を切り刻む極刑。燕山君(ヨンサングン:연산군)によりこの刑にされた韓明澮(ハン・ミョンフェ:한명회)が有名。

後宮(フグン:후궁)
後宮。朝鮮王朝では側室に対してこの長多く使われる。

府夫人(プブイン:부부인)
王妃の実母や大君の妻に与えた爵号。品階は正一品。

駙馬(プマ:부마)
王の義理の息子への称号である駙馬都尉(プマドウィ:부마도위)が転じて、王の婿(公主の夫)をこう呼ぶようになった。さらにいうと天子が乗る副車(ブゴ)が本来の語源で、その部署の担当者の官職名だった。

欽恤典則(フムヒュルチョンチク:흠휼전칙)
1778年(正祖2)に定められた刑具の規格や使用方法を定めた律書。

崩御(プンオ:붕어)
王が亡くなること。

奔競(プンギョン:분경)
当代の権力者の家に出入りして、賄賂を渡すなどし、官職を斡旋してもらう悪習。またはその時節。

豊山犬(プンサンゲ:풍산개)
トンイが自称とする犬。両江道(リャンガンド)、豊山(プンサン)原産の犬で、警備や狩猟用として賢く優秀、且つ、勇猛な性格。劇中の「食いついたら離れない」というイメージどおりの犬。北朝鮮の天然記念物368号

風簪(プンジャム:풍잠)
網巾(マンゴン)の正面につける4cmほどの楕円か半月状の飾りで、笠をかぶった時にずれないように固定するためのもの。

朋党(プンダン:붕당)
臣下が徒党を組むことをいう。朝鮮の君主体制では官僚が朋党を組むのは犯罪と認識されたし、《経国大典》にはそこに対する処罰規定が入っている。しかし、朝鮮中期に地方で成長した士林派は15世紀末以後、中央に進出し始めて勳旧派からの激しい弾圧を勝ち抜いき、16世紀中頃宣祖(ソンジョ:선조)即位後、中央政界を掌握する。しかし、さほど経過せず西人と東人で分派した。

朋党政治(プンダンジョンチ:붕당정치)
臣下が徒党を組み行った政治。

分付/吩咐(プンブ:분부)
目上の者から目下の者への申し付け。
「プンブデロハゲッスムニダ:분부대로하겠습니다:お申し付け通りに致します/仰せのとおりに致します」のように使う。

粉父(プンブ:분부)
駙馬(プマ)の父。公主の姑。

訓民正音(フンミンジョンウム:훈민정음)
民を教える正しい音という意で、1443年に世宗(セジョン)が創り出した国字。ハングル。

訓民正音解例(フンミンジョンウムヘレ:훈민정음解例)
訓民正音の解説書。解例(ヘレ:解例)集賢殿(チピョンジョン)の官吏(博士)達が作ったもので、制字解・初声解・中声解・終声解・合字解の5解と用字例1例が載っている。

当ページの短縮URL  http://kjidai.com/?p=137