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韓国時代劇歴史ドラマ事典 た

茶斎軒(タジェホン:다재헌)
架空の宮廷菜園。大長今にでてくる。

茶母(タモ:다모)
京各司(キョンガクサ:경각사:ソウルにあった官庁をあわせていう言葉)に属してお茶を入れる仕事を請けるようだった女。茶婢(タビ:다비)ともいう。
茶婢の文字が表すように、身分は官婢(カンビ:관비)であった。

達率(タルソル:달솔)
百済の十六官等の第ニ位。佐平に続くニ品官。

韃靼(タルダン:달단)
タタール族。北方の夷狄。

宕巾(タンゴン:탕건)
網巾の上からかぶった網状の帽子。さらに紗帽(サモ)や程子冠(チャンジャグアン)を着用した。官職者のみが使用できた。

堂上官(タンサングァン:당상관)
朝議(チョウィ:조의)の際に堂上(タンサン:당상)にある交椅(キョウィ:교의)に上がることのできる官階、または人を指す。

堂上とは正三品以上。文官は通政大夫(トンジョンテブ:통정대부)、武官は折衝将軍(チョルチュンチャングン:절충장군)以上のものがこれに当たる。
医官や訳官もなることがあったが、それはあくまでも例外的で、その多くは両班が独占した。
権威性を高めるために数の抑制が試みられていたものの、次第に数が増えていき、第4代世宗大王の御代には100名を超えていた。
2品以上となると、より大きい特権を享受し得、退職後にも数々の優遇措置があった。

丹青(タンチョン:단청)
青色·赤色·黄色·白色·黒色の5色を基本として、建築物に様々な模様や絵を描き、美しく荘厳に装飾すること。丹は赤を意味する。

唐国(タンナラ:당나라)
618~907年。中国の唐王朝をこう呼ぶことが多い。

堂下官(タンハグァン:당하관)
堂下の品階にある官吏。堂下とは正三品以下。正三品の途中で堂上と堂下の線引きがされているので紛らわしい。文官は通訓大夫(トンフンテブ:통훈대부)以下従九品将仕郎(チャンサラン:장사랑)まで、武官は禦侮将軍(オモチャングン:어모장군)以下従九品展力副尉(チャンリョクプウィ)まで

唐鞋(タンヘ:당혜)
先とかかとに唐草模様をほどこした唐風(中国風)の革靴のことで、良家の子女が履く靴。
布と鹿の皮でつくられた。 参考:温鞋(オンヘ:온혜)