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韓国時代劇歴史ドラマ事典 な

内人(ナイン:나인)
一般の宮廷女官のこと。 本来は「ネイン:내인」だった。女官の序列は高い方から尚宮・内人・アギ内人(見習い)

ナウリ(ナウリ:나으리)
ナリ(나리)が変化した。庶民や身分の低いものが使うことが多かったため、長音的に変化しやすかったのではないかと思われる。

落郷(ナッキャン:낙향)
都から離れて田舎に居を移すこと。郷里へ帰る。

ナリ(ナリ:나리)
朝鮮時代では身分の低い者が、堂下官(タンハグァン:당하관)への呼称として使用した。
王世子以外の王子にも使用していた言葉。
死六臣(サユクシン:사육신 )の一人、成三問(ソンサンムン:성삼문)が拷問を受けつつも、王位を簒奪した第7代世宗に対して、通常王を呼ぶ言葉である殿下(チョナ:전하)ではなくナリ(나리)と呼びつづけたことは有名な話。
現代では目上の男性への呼称。

儺礼戯(ナレイ:나례희)
旧暦の大晦日に行われる宮中で行われる儺礼。悪鬼払いの儀式。悪鬼は大きな音に驚いて逃げるとされることから、爆竹を鳴らし、太鼓をたたき、仮面をかぶった広大(クァンデ)が踊ったりした。

娘子(ナンジャ:낭자)
結婚していない女性の二人称の尊称。お嬢さま。

亂廛(乱廛:ナンジョン:난전)
朝鮮後期の闇市・闇商店のこと。朝鮮では国役を負担する六矣廛(ユギジョン:육의전)が商行為を独占していたため、乱廛は非合法の存在だった。けれども、朝鮮後期になると需要を満たす存在として認知され始めた。3大市場は七牌(チルペ:칠패)・梨峴(イヒョン:이현)・雲従街(ウンジョンガ:운종가)

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