トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦い

トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦いはトンイ考の後続サイトです。韓国時代劇トンイについて歴史的背景などを考察します。

パロディー満載のトンイ最終回、史実だったら良かったのに!

      2014/05/04

[ad#300-250]今日は7時半からトンイ最終回スペシャルと本編とで2時間半テレビに釘付け状態でした。

この2番組の間にインターバルがなかったので、トイレに行こうにも行けず大変でした。NHKならではの問題ですね(笑)

さて、トンイこと淑嬪崔氏(スクビンチェシ:숙빈최씨)最大の謎ともいえる、彼女が眠る坡州・昭寧園(パジュ ソリョンウォン:파주 소령원)がなぜ他の王族の陵と離れてぽつんと北にあるのか?については、今週中に何回かに分けて特集を組む予定です。

同伊(トンイ:동이)最終回
今回は最終回のドラマとしての感想を書かせてください。

ドラマ内で出てきた昭寧園は見た限りでは本物を使って撮影しているように思います。ただ、当時はこう呼んでなかったのです。そのあたりも次回の記事で紹介します。

 

今日で3度目か4度目の視聴なのですが、最終回だけは史実的ツッコミを入れたくないほどよくできていると思います。テンポが良くて笑わせ泣かせてくれ、「これが史実だったら!」と思わせてくれる内容でした。

民衆から誕生日祝いの東屋を建ててもらっているトンイのもとへ延礽君(ヨニングン:연잉군)昑(クム:금)がやってきて「私に見せるためでしょう?」といい、教えを胸に刻んだのですが、この教えを彼の息子に教えることができていたら、思悼世子(サドセジャ:사도세자)の不幸はなかったのにと思ってしまうのでした。

史実じゃないからしょうがないのですが・・・。

 

並んでくださ~い!(チュルル ソシオ~)

さて、最終回はイ・ビョンフンギミックが炸裂していた回で、笑えるシーンもありました。

ポン尚宮が「並んでくださ~い!(チュルル ソシオ~:줄을 서시오)」といっていたシーンはイ・ビョンフン監督作品のホ・ジュンでイム・ヒョンシクさん演じるイム・オグンがよく言っていたセリフなんです。

イム・ヒョンシクさんはチャングムのトックアジョッシといったほうがわかるかもしれませんね!

続いてNHK版ではカットされていたホヤンの婚礼後のシーンは映画ペパーミント・キャンディーでソル・ギョングが「オレはまた戻るぞ(オレを元に戻してくれ~)」といっていたセリフのパロディーでした。

日本人にはハードルの高いパロディーでしたが、シーンを見ているだけでも笑えましたね!

 

ドラマ・トンイは個人的にも朝鮮王朝史とドラマとの差異をブログ形式で記述した初めての作品でした。突っ込みどころは満載でしたが、それを超えた楽しみも提供してくれた作品です。

終わってしまうのは非常に残念ですが、秋にはイ・ビョンフン監督の新作も始まります。良い余韻を残しつつ次回作を楽しみに待ちたいと思います。

といいつつ、7/8から始まる王女の男についても、解説をしていきます。このドラマについては他ブログ韓国歴史の中で解説していきます。

王女の男 特集サイト(韓国歴史)

それでは、昭寧園の謎については、少しお待ち下さいね!

 

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