粛宗(スクチョン)とクムの初めての対面を直訳してみた!日本語セリフとの差は? トンイ第45話解説(あらすじ含む)
2013/12/29
[ad#300-250]ハン・ヒョジュ、チ・ジニ主演、イ・ソヨン、ペ・スビン、パク・ハソン出演の韓国時代劇トンイ(同伊:동이)の第45話の解説(あらすじ含む・ネタバレあり)です。
クムの登場以来、視聴にバスタオルが手放せないドラマ・トンイ。
第45話では粛宗(スクチョン:숙종)だけの一方的な認知ですが、涙なしでは見ることのできない再会を果たしましたね。
はたして一連の描写は史実だったのでしょうか?
トンイが宮廷を追い出されて以降の描写はすべてフィクションです。この辺りの解説は下記でまとめています。
それでも今話と次話は非常によく出来ており、グイグイ内容に引き込まれます。特にかつてのトンイとの出会いやエピソードとシンクロするシーンはたまりませんよね。
粛宗(スクチョン:숙종)とクムの初対面
今回も、直訳とセリフとの対比を紹介しておきます。日本語セリフに変な意訳はないのですが、やはり文字数の都合で端折られている部分や表現を簡素化した箇所はあります。オリジナル音声で見る方は参考にしてみてください。
クムは、「厳然」や「躊躇」などのかなり難しい言葉を使ってます。日本の年齢だと小1なのに(笑)
着色した文字が直訳で、黒い文字がNHKのセリフです。
アバママ(
『どうしてここで泣いているのだ?』と、声をかける粛宗。しゃがみ込み胸元から領絹(ヨンゴン:영견)を取り出し、その子に差し出す。
粛宗:『受け取れ、さあ・・・。王宮の塀の下でおかしな声がしてきてみたら、こんなに小さな子犬がいたのだな。以前ここで、おまえよりも大きな、とても可愛い子犬をみつけたのだ。そう、もう全て泣いたのなら、立てるであろう?道に迷った様子なので、家まで送ってやろう。ハン内官』
粛宗:これを使え、はやく。おかしな音がすると思って来てみたら、こんな小さな子犬がいたか。以前ここで、そなたより大きな可愛い子犬を見つけたことがある。さあ、泣くのが済んだら腰を上げろ。よし、道に迷ったようだが、送って行ってやろう。ハン内官。
クム:『そなた、何者なのだ?見たところ性分がすばらしい者のようだな。言ってみよ。名前は何だ?』
クム:そなた、何者だ?見たところ立派な者のようだが、誰なのだ。名乗ってみよ。
粛宗:『何だと?』
粛宗:何だと?
クム:『わたしはおまえのありがたさを忘れまいとそう言うのだ。だから、躊躇なく身分を証せ』
クム:そなたの恩を覚えておくためだ、だから、どこの何者か申せ。
粛宗:『は、いや、こんなとんでもない奴に会ったぞ。おまえが今なんと?』
粛宗:こやつ生意気だな。今なんと言った?
クム:『こら!奴だと?無礼だぞ!わたしが、恐れも知らず誰だと知ってそんな暴言をは吐くのか?』
クム:これ、こやつだと?無礼な。誰に向かって口を利いているかわかっているのか?
粛宗:『いやぁ、よし、聞いてみよう。おまえが一体誰であって、わたしが暴言を吐いたのか?』
粛宗:は、まったく、はっ!よかろう。聞かせてくれ、そなたが何者ゆえわたしを無礼だという。
クム:『わたしは、王子だ!わかったか!私のたとえ身なりがこうであっても、わたしは厳然と主上殿下の血を継ぐ王子だという話だ!』
クム:わたしは王子だ。身なりはこのようではあるが、王様の血を受け継いだ王子なのだ。
粛宗:『(ハン内官に)待っておれ・・・(クムに)今なんと言ったのだ?おまえが誰だと?』
粛宗:ちょっと待て・・・今なんと言った?
クム:『王子だと言った!』
クム:王子だと言った。
粛宗:『王子なら・・・それならおまえが!?』
粛宗:王子ならそなたが・・・。
トンイがクムを探しに来て、クムはトンイのもとに走って行く。不意にトンイとクムを目にし、呆然と立ちすくむ粛宗。
【参考】 韓国歴史年表トンイ編 ・・・ 粛宗代の史実年表。性格的にあらすじのネタバレも含まれます。
第46話に続く
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