淑媛(スグォン)崔氏(チェシ)誕生だけど史実はドラマとは違うのです トンイ第38話解説(あらすじ含む)
2013/11/18
[ad#300-250]ハン・ヒョジュ、チ・ジニ主演、イ・ソヨン、ペ・スビン、パク・ハソン出演の韓国時代劇トンイ(同伊:동이)の第38話の解説(あらすじ含む・ネタバレあり)です。
ついに崔氏(チェシ)が従4品淑媛(スグォン:숙원)に昇格そして懐妊しました!
さらに、仁顕王后(イニョンワンフ:인현왕후)が大造殿(テジョンジョン)の主として昌徳宮(チャンドックン:창덕궁)に返り咲きを果たしました。
まず、 淑媛(スグォン)とはどういった品階なのでしょうか?
下のリンクから見ていただければわかりますが、内命婦(ネミョンブ:내명부)の正式な後宮の中では最下位の品階です。
通常、承恩尚宮(スンウン サングン:승은상궁)から昇格した宮女がこの地位に上がり、正式な揀擇(カンテク:간택)を受けた女性はもっと上の品階からスタートします。
内命婦(ネミョンブ:내명부)の品階(プムゲ:품계) 朝鮮王朝の後宮
ドラマでは仁顕王后(イニョンワンフ)により教旨が下されましたが、過去記事のトンイを淑媛にしたのは張禧嬪!?にも記載している通り、史実ではドラマの描写のちょうど1年前の1693年4月26日に、当時中殿(チュンジョン:중전)だった張玉貞(チャン・ オクチョン:장옥정)から下されました。
この時の理由はドラマで描写されたとおり第一子の懐妊によるものです。そのため、 さすがのオクチョンも慣例には抗えなかったようです。
流刑となったオ・ユンを演じたチェ・チョロですが、当時女性に対して暴力をふるい、それがマスコミにリークされてしまい降板に至りました。本来は俳優の格としては最終回間近まで登場する人ですので、作品の完成度としては少々残念な降板となりました。
【参考】 韓国歴史年表トンイ編 ・・・ 粛宗代の史実年表。性格的にあらすじのネタバレも含まれます。
第39話に続く
当ページの短縮URL → https://kjidai.com/tongyi/?p=1239
[ad#336-280]@saksak23さんをフォロー