張希載(チャン・ヒジェ)馬鹿にされる等 トンイ第32話解説(あらすじ含む)
2013/09/23
[ad#300-250]ハン・ヒョジュ、チ・ジニ主演、イ・ソヨン、ペ・スビン、パク・ハソン出演の韓国時代劇トンイ(同伊:동이)の第32話の解説(あらすじ含む・ネタバレあり)です。
32話も内容てんこ盛りでしたね~。一番盛り上がったのは東屋での合房(ハッパン:합방)でしょうか?尚膳(サンソン:상선)が粛宗(スクチョン:숙종)をからかうシーンでは初夜と訳されていましたが、セリフは合房でした。
意味は漢字の字面から想像できるかと思います(笑)
合房(ハッパン)については、そのシステムの詳細を当サイト内に記述しているのですが、史実を思い切り挟み込んで記述しているためネタバレになってしまってます。その辺り、史実はネタバレだと思わなければ『王の夫婦生活』で検索してみてください。
さて、個人的に好きだったシーンはオ・デプン親子に張希載(チャン・ヒジェ:장희재)がからかわれているシーンです。
左遷先の禮賓寺(イェビンシ:예빈시)は、賓客や宰臣の饗宴や食物を司った官庁なのですが、オ・デプンが所属する掌楽院(チャンアグォン:장악원)よりも格下だと言って笑われてましたね。
オ・デプンは副提調(プジェチョ:正三品堂上官)ですが、ヒジェは位階をある程度維持した状態で禮賓寺に左遷されたのだとと思われます。というのも、当時の禮賓寺(イェビンシ)は正六品相当の職だったからです。けれど、赤い官服を着ていたため、位階までは下げられてないと推測できます。
トンイはまたもや名探偵振りを発揮しそうですね。謎の疫病がトンイの居所である寶慶堂(ポギョンダン:보경당)から蔓延し、それを解決するために張玉貞(チャン・オクチョン:장옥정)に啖呵を切ってしまいました。
訳では疫病と言っていますが、セリフでは怪疾(ケジル:괴질)と言っています。他の時代劇にもよく出てくる言葉ですが、怪疾とはコレラを意味します。衛生状態の良くない当時では致死率の高い病として大変恐れられていました。
義禁府(ウィグムブ:의금부)により寶慶堂は封鎖されてしまいましたが、もし本当に怪疾(ケジル)が昌徳宮(チャンドックン:창덕궁)内で発見されたらだったら、真っ先に王族は逃げてますよ!この辺りに演出の甘さはありますね(笑)
水などのクチにするものを疑っていたトンイは、宮女の異常は怪疾ではないと踏んでいる様子です。果たしてトンイはどうやって解決するのでしょうか?
【参考】 韓国歴史年表トンイ編 ・・・ 粛宗代の史実年表。性格的にあらすじのネタバレも含まれます。
第33話に続く
当ページの短縮URL → https://kjidai.com/tongyi/?p=1199
[ad#336-280]@saksak23さんをフォロー