トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦い

トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦いはトンイ考の後続サイトです。韓国時代劇トンイについて歴史的背景などを考察します。

チャン・オクチョン(張玉貞 愛に生きる) キャスト・登場人物

[ad#300-250]チャン・オクチョン(張玉貞 愛に生きる:チャン・オクチョン サランエサルダ:장옥정, 사랑에 살다)のキャスト・登場人物の紹介です。

トンイと登場人物がかぶるため、このドラマもこちらで紹介することにしました。混乱しないようにお気をつけください。

登場人物中、実在の人物には漢字も併記していますが、架空の人物には漢字表記を外しています。史実に則さない内容や、使われるべきでない単語もありますが、原文のニュアンスを残して訳しています。

 

張玉貞(チャン・オクチョン:장옥정)役  キム・テヒ(김태희)

キム・テヒ

厳しい身分制社会であった​​朝鮮において賎民の身分で生まれ、朝鮮の王イ・スンの唯一の情人であり政治的パートナーとして、当代最高の知性集団である西人(ソイン:서인)の政治的攻勢を全身で受けながらも、堂々と時代を風靡した魅惑的なヒロイン!

禧嬪張氏(ヒビンチャンシ:희빈장씨)ではない、一個人としての女人・張玉貞(チャン・ オクチョン)。

訳官の父と王室宗親である趙師錫(チョ・サソク:조사석)家の奴婢を母に持つ彼女は賎民。すなわち賤出だった。

けれど、衣服の優れた感覚、商売人としての勝負師的気質、そして、朝鮮の至尊イ・スンとの運命的な愛により、賎民の生活の中から自起し針房内人(チムバンナイン)として宮廷に登場後、朝鮮全体を揺るがし波乱を起こす張本人になる。

賤出に生まれ威風堂々、朝鮮最高の女である国母の座にまで上がり、一人の男 – 朝鮮国王 – と至高至純した愛を分けるが、そのために揺れ動く運命に向かって行くことにもなる。

 

李焞(イ・スン:이순) 粛宗(スクチョン:숙종:1661-1720)役  ユ・アイン(유아인)

粛宗(スクチョン:숙종)

強力な王権を執権した統治者であり、朝鮮最強の絶対君主。自身の永遠の帝国朝鮮のために一生で唯一の愛にも死を要求する残忍な男。

しかし彼は王座という孤独と悲しみに、結局は単独で耐えなければならない、すさまじい運命の所有者であった。

絶対王政の時代。 朕が国家だ!フランスの絶対王政を構築したルイ14世の統治哲学だ。 そしてそのような統治哲学を持って同時代を生きた絶対君主、朝鮮第19代国王イ・スン。

十四才の幼い年齢で王位に上がって老獪な朝廷の大臣たちと敵対し、数多くの暗殺未遂を体験し、彼は千の顔を持つ知略家であり残酷な勝負師に成長した。どんな臣下もあえて王の権威に挑戦できないようにする。イ・スンの生はあたかも殺を持って生まれたかの如くだった。

執権中ずっと臣下の挑戦と陰謀から自身の王座を守らなければならなかったし、そのために絶えず血で血を洗う日々が続いた。けれど、イ・スンの内面には王の宿命と同じ限りない孤独が席を占めていた。

そのようなイ・スンの冷たい心の中に、思いのほかある女性が入ってきた。 身分の垣根を越えて自身の才能で自ら輝くことができる、チャン・オクチョンという女性が。

だが、王の愛は朝廷の権力構図に途方もない影響を及ぼすことであり、オクチョンの背景は昨今の執権与党である西人とは逆の南人(ナミン:남인)の側にあった。イ・スンは悟った。

自身の愛を守るためにはより一層強くならなければならないということを。
そしてついに掘り起こした強力な王権は、結局自身の愛を死へと追い込む剣となる。

 

仁顕王后(イニョンワンフ:인현왕후:1667-1701)役  ホン・スヒョン(홍수현)

ホン・スヒョン

粛宗の第2継妃。政略結婚の相手。

朝鮮最高家門出身の王妃という自負心がすごい。チャン・オクチョンは宿命的なライバルで賎民出身のオクチョンをねたみ嫉妬したが、彼女を動かす最も重要な価値の尺度は、家の名誉と誇りだ。王妃になるために生まれ育まれた女性。富と名誉、権力、そのすべてを持ち、ついに国母の座まで上がった女性。

しかし、一人の男の愛だけついに持つことがなかった女性。だからこそ彼女は民が望む厳粛な国母という地位を放棄することができない。それだけが自分を支える唯一の道だから。

彼女の深淵にはオクチョンのように生きてみてもたい願望がある。普通の女の子のように夫の愛を受けるオクチョンをねたむこともある。しかし、彼女は炎のように生きるより永遠にほのかに光る月光になろうとする。
それが彼女が選択した誇りであり、人生の目的だ。

そのために手段と方法を選ばず、決して自分出さず、最終的な目的のために長きに耐えて爪を隠すこともある。そして、最終的に望んでいたように、歴史の中に生き残って最後の勝者となる。

 

ヒョン・チス(현치수)役  チェ・ヒ(재희)

ヒョン・チス

チャン・オクチョンを取り戻すために奈落に落ちた人生を起こして帰還した朝鮮最高の巨富者。

彼の残った人生はただ彼女を取り戻すための血みどろの戦いで綴られる。
そしてその血みどろの戦いの最後、国王に向かって堂々と大声を張り上げる。
あなたがつまらない権力のために捨てた彼女のために私はあらゆる事をことする!チャン・オクチョン劣らない劇的な人生を生きた男。

初恋のオクチョンに恋慕してチャン・ヒョンにより首をはねられそうになる。

『お前のような奴は朝鮮最高の巨富である私より多い財産を作らない限り、朝鮮の国王よりさらに高い権力を持たない限り、オクチョンを獲得できないだろう』

命を救われ定着した清国でもいつも生死の境を行き来する彼には、チャン・ヒョンの嘲弄が、彼が死の門の間際に達するたびに何度も奮起する力になった。 それでヒョン・チスは夢見る。 イ・スンが持つ全てのものを奪うことを!

だが、宮中のオクチョンは届かないほど遠く、国王イ・スンの座はあまりにも高い。
その上、自分にはあまりにも大切で手を一度もしっかりと握ることができなかったオクジョンを、イ・スンは王の名の下に死へと追い詰めようとする。

これに対しヒョン・チスは自身の復讐のために、オクチョンを救うたべく最後の切り札を持ち出す。王の女を心に刻んだこと自体が罪な時代、故に自ら王位に立とうと思った男、ヒョン・チス。その運命の終着点は?

 

東平君(トンピョングン:동평군:1660-1701) 李杭(イ・ハン:이항)役   イ・サンヨプ(이상엽)

イ・サンヨプ

第16代仁祖(インジョ:인조)の息子・崇善君 李澂(スンソングン イジン:숭선군 이징)の子。仁祖の孫にあたる王族。父のいとこ。

王族に生まれたが一度も他人のことをむさぼったことがない美しくて純粋な魂の所有者。命より大事な愛を一生の中にしずめて、愛する友が愛する女性を死へ推し進めるのを見守るほかはない悲劇的愛を抱いた男だ。

王室宗親でイ・スンの兄のような存在。 イ・スンとは正反対に純粋で正しい青年だ。

政治権力の波風の中でイ・スンが唯一信じる最側近であり、政治的パートナーであり友だ。 いつも虚々実々、世の中に対する欲も関心もないように見える彼だが、これは王室の王の親戚という危険な運命を生き残り、危害選択したそれなりの生存方式だ。

オクチョンに対する愛も同じだ。オクチョンが感づけないように、いつも後方から彼女を助けて守った。
イ・スンの女という事実を知っても自身の心を隠し、常にそうしたように黙黙と彼女を、彼女の愛を守る。
オクチョンを眺めることができるだけでも幸せを感じる素朴で美しい男だ。

しかし残酷な運命はついに彼の手に毒薬を与える。イ・スンに捨てられたオクチョンが飲むことになる毒薬。
とても他の誰かの手により彼女を絶命させられないがため、彼は悲劇のうず巻きの中に歩いて入る。

 

淑嬪崔氏(スクビンチェシ:숙빈최씨:1670-1718)役  ハン・スンヨン(한승연) KARA

ハン・スンヨン

粛宗の後宮。劇中初期は崔ムスリ。

オクチョンとはまた別の美貌の所有者で、オクチョンとは違った英敏さを持つ。無知のようで世渡りにあっては丁々発止な真の妖婦。

男が何に反応して好むのかを動物的な感で理解する。

ムスリ出身の後宮で仁顕王后(イニョンワンフ)と手を握りオクチョンを危機に陥れる。

 

 

 

張炫(チャン・ヒョン:장현)役  ソン・ドンイル(성동일)

ソン・ドンイル

オクチョンの叔父(父のいとこ)

訳官であると同時に、朝鮮最高の巨富で、国中巨富と呼ばれた人物。
根の深い恨みから始まった復讐心と盤上(班常)の区別をひっくり返そうとする野心を実現するためオクチョンを指名して、彼女を宮廷に送る張本人である。
オクチョンの側に立ってイ・スンの政治資金を支えるが、実は誰の側なのかではなく、『富の成る側』で、すべてを判断をする。
自分の野望のためならいつでも地に伏せること知っている根っからの商売人だが、彼の心の中には熱い欲望がめらめらと燃えている。

 

閔維重(ミン・ユジュン:민유중:1630-1687)役  イ・ヒョジョン(이효정)

仁顕王后(イニョンワンフ)の父。チャン・オクチョンとイ・スンに政治的に対立している西人(ソイン)の巨頭であり老練な政治家。

朝鮮が何の力もない王の国ではなく、永らく朝鮮を率いた臣下の国という考えを有している。イ・スンが世子(セジャ:세자)であった時期から思いのままに権力を振るったし、西人の権力を維持するためにイ・スンに政略結婚を強要して娘を王后にする。
しかし絶対君主に成長した粛宗と、オクチョンを筆頭とした南人の逆攻勢を受け没落の道を歩くことになる。

 

チャン・ヨンナムチョン尚宮(チョンサングン:천상궁)  チャン・ヨンナム(장영남)

オクチョンの宮中のメンター。針房の地位に誇りを持つ最高のデザイナーで首長だ。
少しでも粗末なのは耐えられないプロフェッショナルな性格で針房内人が騒がしい時にはオクチョンに試練をもあたえるが、すべて最高の内人に成長させるための彼女だけの方式だ。 どんな軋轢にも揺れず、いつも『才能』と『真正性』を見て判断する。

 

ユン・ユソンカン氏夫人(カンシ プイン:강씨 부인)   ユン・ユソン(윤유선)

芙蓉亭(プヨンジョン)の女主人。幼い頃オクチョンに針仕事を教えた師であり精神的支柱で、危機に処したオクチョンの家族を助け、単独で残されたオクチョンを囲い世話してくれた。

獄丁の才能を早々に見極め育てた人。巨富チャン・ヒョンの商団と釣り合う規模の芙蓉亭を営むほどの豪腕と実力を持っているが、自身の野心を実現させるオクチョンを占めようとするチャン・ヒョンの陰謀によって命を失う。

 

チャギョン(자경)  ジユ(지유)

オクチョンの針房でのライバル。
幼い時期から針房での同期だったオクチョンに対する劣等感と嫉妬心を有していたし、宮廷ですらいつも対決で敗れるとすぐにオクチョンを嫌い、いつも対称点に立つ。

 

趙師錫(チョ・サソク:조사석:1632-1693)

大王大妃チョ氏の甥。オクチョンを宮廷に入宮させた助力者。

 

カン・ミナ張玉貞(チャン・オクチョン:장옥정)子役  カン・ミナ(강민아)

 

 

 

キム・ソラオクチョンの母・尹氏(ユンシ)  キム・ソラ(김서라)

オクチョンの母でありオクチョン最大の弱点でもある。チョ・サソクの奴婢出身で賤出だが、オクチョンの容姿はユン氏から譲りうけたと言っても過言ではないほど美しい。

自分の出身身分のため、いつも痛みを経験する子供たちに申し訳なくて気をもんでいる。
賤出のオクチョンが逆境を乗り越えて国母の座にまで上がる光栄を享受しながらついに貞敬夫人(チョンギョンブイン:정경부인)の爵位を受ける。

 

イ・ゴンジュヤングン(양군)役  イ・ゴンジュ(이건주)

 

 

 

イ・ヒョンチョル福善君(ポクソングン:복선군:?-1680)役  イ・ヒョンチョル(이형철)

仁祖の嫡出子・麟坪大君(インピョンデグン:인평대군)の次男。

イ・スンを除けば王位を継ぐことができる最も強力な候補。チャン・ヒョンの娘であり女官であるホンジュと愛を分かち合ったが、王の女をむさぼった罪で彼女を失う。結局、復讐心により自ら王になろうと謀逆を主導することになる。

 

コ・ヨンビン張希載(チャン・ヒジェ:장희재:?-1701)役  コ・ヨンビン(고영빈)

オクチョンの兄。誰よりもオクチョンと母ユン氏を心配して惜しむ。

チャン・ヒョンの右腕として活躍しながら彼の財産を総括すると同時に、オクチョンの強固な実家になろうと努めるが、その内心には個人的な野心を隠している。清国語に堪能で英敏で知略が優れたうえにふてぶてしい快男児気質を持つ。

 

キム・ソンギョン大妃金氏(テビキムシ:대비 김씨)役  キム・ソンギョン(김선경)

イ・スンの母・明聖王后(ミョンソンワンフ:명성왕후:1642-1684)。

唯一の息子イ・スンに過度に干渉する朝鮮の典型的な母親像。西人出身という政治色が過度に強くて迷信と呪術を信奉したために、時々大臣たちと摩擦もある。賎出で南人出身でもあるオクチョンを心から嫌い、宮外へ追い出す。

 

イ・ヒョチュン大王大妃趙氏(テワンデビ チョシ:대왕대비 조씨)  イ・ヒョチュン(이효춘)

荘烈王后(チャンリョルワンフ:장렬왕후:1624-1688)。第16代仁祖の継妃。

賢明で老獪な王室の最長老。子を産めなかったので離れ屋老人の境遇だ。自身の政治的地位を固めるためにオクチョンで最後の勝負を賭けをかけて入宮させる。オクチョンが危機に陥るたびに唯一宮中で盾になってくれる人で、オクチョンの成功街道を見守りながら代理満足を感じる。

 

イ・ドンシン金萬基(キム・マンギ:김만기:1633-1687)   イ・ドンシン(이동신)

光城府院君(クァンソン プウォングン:광성부원군)

ミン・ユジュンの影に遮られていたが、娘インギョンを世子嬪としようとするイ・スンの提案を受け入れて粛宗即位後、光城府院君に封じられる。

 

キム・ハウン仁敬王后(インギョンワンフ:인경왕후:1661-1680)役  キム・ハウン(김하은)

粛宗の最初の王妃。最初の政略結婚の相手。政治のことはよく分からない両班家の令嬢だが、イ・スンに恋心を抱くことで、初めて世子嬪(セジャビン:세자빈)の座を望む。

このためにオクチョンと手を握り、オクチョンの助けを受ける。けれど、イ・スンの政略的選択によって世子嬪の座に上がった彼女は、暖かい眼差しを一度も受けず寂しい毎日を送ることになり、結局最後まで愛されることなく、若い身空でさびしく宮中で命を終える。

 

ペ・ジンソプヒョンム(현무)   ペ・ジンソプ(배진섭)

イ・スンの親衛部隊の首長であり右腕。鳥銃を扱うに当たり朝鮮最高の実力を備えている。

イ・スンの最高腹心。

 

ヤングン(양군)   イ・ゴンジュ(이건주 )

イ・スンの最側近内官。いつもイ・スンの味方だ。宮内でイ・スンを最もよく分かる気配り屋。

 

ヒャンイ(향이)  キム・ガウン(김가은)

オクチョンの竹馬の友。オクチョンの宮内外での助力者。

 

イ・ジァミンヨノン(연홍)役  イ・ジァミン(이자민)

 

 

チェ・サンウイ・スン(이순)子役   チェ・サンウ((채상우)

 

 

キム・ミナチャゴン(자경)子役  キム・ミナ(김민하)

 

 

アヨン明安公主(ミョンアン コンジュ:명안 공주:1667-1687)役  アヨン(아영)

 

 

キム・セイン北村女(プクチョンニョ:북촌녀)  キム・セイン(김세인)

 

 

 

当ページの短縮URL → https://kjidai.com/tongyi/okca

[ad#336-280]

 

公開日:
最終更新日:2014/03/07