太陽を抱く月/太陽を抱いた月
2013/03/29
太陽を抱く月/太陽を抱いた月(ヘルル プムンタル:해를 품은 달)
太陽を抱く月とも訳されているようですが、連体形の訳ともども、邦題がどのように決まるのかはコマースベースに乗ってみないとわからないのが難点ですね。王女の男も姫の男としてある程度拡散していましたが、見事に予想が外れてしまったという経緯があります。太陽を抱いた月も今後どうなるのか注意が必要ですね!
さて、太陽を抱いた月は第10話前後でも30%代後半の視聴率を叩き出し、2012年前半の注目歴史ドラマとなっています。
実は、当サイトで取り上げるべきかどうか迷っていました。というのも太陽を抱いた月は完全なフィクションなんです。ですので、ドラマの中の史実を捉えて解説する当サイトで扱うには、引っ掛かりがなさすぎると思ったからです。
けれど、今までの韓国時代劇ドラマが扱ってこなかった朝鮮におけるシャーマニズムを紐解くには格好の材料であるため、取り上げて見ることとしました。
高麗時代は仏教、朝鮮時代は儒教とステレオタイプに認識しがちですが、韓半島には土着の天(ハヌル)思想、それに付随するシャーマニズムが民の心の中にありました。もちろん儒教の砦となっている両班(ヤンバン)の中にも朝鮮の民としてのシャーマニズムは連綿と受け継がれています。
そんな朝鮮固有のシャーマニズムを太陽を抱いた月の視聴によって紐解けていけたらと思います。ドラマの展開によって解説があらぬ方向に行くかも知れませんが、その時はその時で!
注目キャストは若手の注目株キム・スヒョンと、史劇初登場のハン・ガイン。歳が違いすぎるような気もしますが、ハン・ガインは童顔なのでよしとしておきましょう!
最近は内侍(ネシ)約のチョン・ウンピョ(정은표)にも注目が集まっており、コミカルな演技も楽しめそうです。
太陽を抱いた月の次回は登場人物とキャストを紹介したいと思います。
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