韓国歴史ヒストリア

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KBS歌謡大祝祭 正直ひどかった・・・

   

まずは業務連絡。韓国時代劇歴史ドラマ辞典に内命婦(ネミョンブ:내명부)の品階表を追加しています。

今後は朝廷の品階と職種、各官庁もまとめていきたいと思っているのですが、結構骨の折れる作業だし、時代によっても異なるので、どのようにまとめるか思案中です。

ちなみに、ここ数日間、兼司僕(キョムサボク:겸사복)という単語への検索が増えています。年明けにLaLaTVで根の深い木が放送されるからでしょうね!

 

さて、昨晩はKBS歌謡大祝祭を見ていました。普段はミュージックバンクを録画しておいて、新曲や好きな歌手だけをかいつまんで見ているので、久しぶりに通しで音楽番組を見ました。

正直言ってひどかったです。

まずは音響。一瞬スピーカーの調子が悪いのかと思って調整したりしていたのですが、どうやら音源そのものが悪かったようです。どうにもこうにもヴォーカルの音響レベルだけが低く、イコライザーで調整してもダメでした。

また、歌手のチョイスもひどかったです。もちろんネームバリューのある歌手しか出てないのですが、あれだけ今年の前半を賑わせたBusker Busker(버스커버스커)も出ていませんでした。

さらに言えば、YG系が全く出演していなかったんです。YGは言わずと知れたK-POP界の2大勢力の一角で、しかも今年は各指標が示す通りYGの年と言われたほど隆盛を極めました。

PSYやイ・ハイ、エピック・ハイ、2NE1、ビッグバンといった今年ヒットチャートを賑わせた歌手が全く出てないなんて、なんだかな~という感じです。

もちろん、これが民放なら問題なくはないのですが、KBSはあまねく国民から視聴料を徴集している公共放送です。こんな偏りがあってはいけないはずなのですが、裏で色々とディールされているのでしょうね~。

ちなみに、YGの面々は今晩のSBSや大晦日のMBCには出演するそうです。

このような状況ですので、視聴率にも顕著に現れています。各ニュースソースを見てみると、KBSと懇意にしているソースでは、視聴率が高く出るTNmSの数値を引き合いに出しています。それでも、10.8%という低視聴率です。

KBSに否定的なソースでは信頼性の高いAGBニールセンの数値を採用しており、前半が9.1%、後半が8.9%と記事にしています。

各所属事務所の利害関係やその他もろもろの韓国的ディールによって、大祝祭は大失敗に終わったといっていいでしょう。対外的にはK-POPに勢いがあるように見えますが、音楽番組やアイドルグループの出演する番組の視聴率は凋落の一途をたどっているのが現実です。

他局の視聴率動向も今後のK-POPの行方を占う試金石となることでしょう。

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