韓国ドラマあらすじ団OLD

過去に放送された韓国ドラマの情報をまとめている、韓国ドラマあらすじ団の別館です。

韓国ドラマ 信義(神医:シニ)第9話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)

   

信義神医:シニ/シンウィ:신의)の第9話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)です。

崔瑩(チェ・ヨン)が参内すると御史台(オサデ:어사대)は王に謀反人を大殿に入れたことを不適切だと進言する。

「どっちですか?」と言う恭愍王(コンミンワン)。自分に対しての謀反か、先王を殺したことかと聞く。答えられない御史台。

チェ・ヨンは王の意にそっていない行動はないと言い「私が私に謀反を行ったというのか?」と問う。王は過去の高麗の事情を明かした功によりチェ・ヨンを正5品から正4品に昇格させ、ウダルチも自らの命がない限り武装解除はされないし干渉も受けないということを確約する。

キチョルの間者になっている女官がキチョル邸にやってくる。夜中に王女に高麗の服を渡したとき、元の姫でもある王女は拒否もせずただ受け取り、明け方にはチェ・ヨンに教旨が下されウダルチに復帰したと伝える。キチョルはこの3つのことが一夜にしておきたことを疑問視する。

臣下も王位継承権者たちも自分の手のうちにある。王にはチェ・ヨンしかいない。策士が元への報告書を用意しようとするも、キチョルはそれを止める。

決意を新たにするチェ・ヨン。ウダルチの部隊員に復帰の準備を命じ自らは王に会いに行く。「一旦王宮内の整理が必要です」と、チェ・ヨン。続いてチェ尚宮(サングン)が「ネズミ野郎」と言い王の周りをうろちょろしている者を整理しなければならないと助言する。まさに、チョ・イルシンのことだ。最近何やら慌ただしく動いていることも把握している。地方の軍と結託し軍の予算を流用していることも。

「どうしてそんなに知っていることが多いのですか?」と、チェ尚宮に感心する王。「王宮内にはチェ尚宮、王宮外には酒屋があるという言葉があります」と、チェ・ヨン。そして、参謀・軍・金が必要だという。「金はキチョルの家にあります」と、チェ尚宮。「盗めというのか?」と、王。「質問されていますよ」と、チェヨンに言うチェ尚宮。自分たちの力が弱いというチェ・ヨンに、まずは医聖(ウンス)を奪還しなければならないという王。チェ・ヨンはウンスがどちらにつくのか意思を確認するという。

王宮内のことは全てわかっているチェ尚宮は、チェ・ヨンのウンスへの思いの変化に気づいており「どうにかなるものでもない」と忠告する。ウンスを我が物にしようとしているキチョルが、我が物にならない時にはウンスを殺すだろうと心配しているのだ。チェ・ヨンは自分が現代に返さなければならないだけだと言い、想いがあることを否定する。

チェ尚宮はチョゴルデの女をまだ思っているから、ウンスへの思いはないなと納得する。そして信標をチェ・ヨンに投げる。それは酒屋とコンタクトをとるための暗号符のようなものだ。

 

キチョルはウムジャとスインを使って今晩チェ・ヨンを殺すという。ウンスが殺すなといえば殺すし、殺せといえば殺さないと、キチョルの意思を伝えるウムジャ。キチョルは「医聖の心がこちらにあれば、死のうがどうなろうが関係ないはずなのですが」と言う。「脅迫してるの?」とウンス。ただ質問しているだけだとキチョル。

「こちら側に心があるなら、あの服を」とキチョル。ウンスはため息を付いたあと「よく聞きなさい。チェ・ヨンはここまで私を拉致してきた奴よ。活かそうか殺そうが私次第よ。今度こういうことをしたら、天の名において黙っていないわ、(わかったの?)あなた」と言い、「脅迫」だとの言葉を加える。けれど、内心でチェ・ヨンを案じ、用意された服を持っていくウンス。

ウンスは例の花を眺めている。そこにキチョルがやってきて話をするが、キチョルが質問に質問で返してくるのでウンスは天の言葉で悪態をつく。どこに行っても警備はついてくるしイライラしている。「外出していいの?」と聞いてもやはり良い答えは帰ってこない。

キチョルは地図を見せ、ウンスが元が滅ぶと言ったことから「いつどのように?次にどんな国が立ちどのぐらい大きいのか」と問う。ウンスは「知ってればどうしろと?」 と聞く。キチョルは新しい世界を作ると言い出す。ウンスは国史も世界史もよくわからないという。「以前こうおっしゃいました」と、大統領制のことを引き合いに出し、私がそうするとキチョル。

けれど、ウンスは「今歴史を変えると後に大変なことになる。私はよくわからないが他の人が言っている」と言う。キチョルは続けてどうなるか聞く。ウンスは高麗は無くなり新しい国は今より小さくなって2つに別れると答える。キチョルは「どの国が滅びどの国が立ち、誰が必要で誰を捨てるか。私が祖国を強く大きくしてみせる。民衆も。医聖も私のそばで最も高い座に奉る。」と、所信を表明する。

一旦国を差し出しそれから差し出した相手を手中に収めればいいというキチョル。ウンスは「もし違うなら?私が天から来たのではなく歴史もよく知らないって言ったら?」と言う。キチョルは「私を欺く妖物ということでしょう。」 という。そのタイミングでウムジャがチェ・ヨンの訪問を伝える。願いがあるという伝言だ。ウンスは会いに行かなければという。キチョルは自分のもとにウンスの思いはないのかと脅迫するも、強い意志で会いに行く。

 

チェ・ヨンの願いとは師匠から譲り受けた剣を引き取ることだ。「私に会いに来たんじゃないの?」とのウンスの問にも「自分の剣を取りに来ました」と、答えるチェ・ヨン。話したいことがたくさんあるというウンス。チェ・ヨンは、キチョルとともに大殿にやってきたので、キチョル側につく意志なのだと王が言っていたことを伝え、そうなのかと問う。ウンスは自分が出たいといえばチェ・ヨンが戦うことになるから留まっているという。そして、キチョルは自分に手出しはできないと伝える。

ウンスはチェ・ヨンの腕を掴み「あなたが死ぬかと思ったわ」といい、怖かったことを伝える。そして「生きていたからいいわ」と、笑みを浮かべる。チェ・ヨンは唐突に「天の国でも嘘はつきますか?」と、ウンスに尋ねる。「必要になるでしょう」と言い、会釈をして立ち去るチェ・ヨン。

 

「いつからだろう。思い出せない。彼女の顔が思い出せない。」 と、かつての想い人の顔が思い出せなくなっているチェ・ヨン。チェ・ヨンは一人で酒屋に入る。誰もいないが急に矢と槍の攻撃があり、オカマの剣の攻撃も受ける。酒屋の大将とその姉の女将は屋根の上にいる。チェ・ヨンが「お久しぶりです」と言うと大将は「チェ・ヨン、新しい王の犬になったそうだな。吠えてみろ」と言い、鳴きマネをする。女将はクッパをすすめる。どうやら旧知の仲のようだ。

チェ・ヨンの女について下世話な話をしているが、核心は人材探しだ。チェ・ヨンは王が真の王となるべく人材を探しに来たのだ。

ウンスはキチョル邸を出ようとするが止められる。キチョルは王もこちらに留まることを認めているというも、ウンスは「勝手にしなさい」と答え、出て行こうとする。業を煮やしたキチョルは身の危険が起きると脅迫するが、ウンスはひるまない。自分が言っている事の真偽はわからないだろうし、本当のことを聞きたいだろうと。キチョルは掴んだウンスの手を放すも、結局は兵たちに取り抑えさせる。

チェ尚宮がキチョル邸を訪れる。王妃の容態が悪化したとのことで、ウンスを呼びに来たのだ。ウンスがキチョル側についたとの建前上、キチョルに願い出ているのだ。そしてともに参内して欲しいと。王妃から秘密裏に伝えることがあるからだ。

王が王妃の元を訪ねる。「嫌なことをさせとてもすまない気持ちだ」と、王。王妃は「難しくはありません。やりたいです。」と、王のために自分が役立つことをむしろ喜んでいる。そして、王が自らを蔑む言葉を聞きたくないと伝える。

キチョルとウンスが参内する。王妃の治療だと聞いていたが通されたのは大殿だ。王が待っている。王妃のことは後でと言われる。そこにチェ・ヨンが現れ「親鞠(チングク)の準備ができました」と、唐突に伝える。親鞠とは王が直接行う取り調べだ。

チェ・ヨンはウンスの方を向き「医聖、天での名前ユ・ウン・ス」と呼び、先王を天の国に連れて行こうと拉致した罪を問われ始める。背後にいるのは江華郡守だと言い、兵によって引き入れられる。江華郡守はキチョルにすがりつく。王が「知ってる間柄か?」と聞くも、「この人は私を知っているでしょうが」と、しらを切り、医聖に何をしたのかと逆に問う。

チェ・ヨンはウンスに先王をどうしたのかと問う。ウンスは「あの場に私と一緒にいたじゃにない・・・」と言いかけたが、チェ・ヨンは少し首を横に振り、江華郡守に罪をなすりつける。このとき、先日言われた「ウソ」を付き、チェ・ヨンの言に従う答えをする。チェ・ヨンは「お聞きのとおりです」と王に伝え、さらに江華郡守が自分に先王がまた王になりたいと言ったらどうするかと聞いてきたことも伝える。

また、チェ・ヨンがウンスをつれて江華島へ行ったことについて問われると、チェ・ヨンは「私がどうしてキチョル邸にいる医聖を単独で連れ出すことなどはできましょうか。キチョル様が先王を治療せよと送ったのです。」と言う。「そんな事はないでしょう?」と言う王に、キチョルは「私がそんな事をしましょうか?」と、答える。

江華郡守は職を解かれ、個人の財産は没収され国庫に帰属させるという王命が下る。チェ・ヨンは酒屋から入手した帳簿を王へ渡す。帳簿には人参なども含めて大量に記載されている。王はあなたの元へ行くようになっているのではないかとキチョルに訪ねるも、キチョルは否定する。

江華郡守に罪を償わせると同時に、王はウンスへもそうするようにと伝える。そして王はキチョルに「(医聖は)あなた側についているが、法をもって裁くので理解してください」と告げる。冤罪に陥れられたとウンスは連行される。江華郡守はチェ・ヨンに「どうしてこんな仕打ちを?」と聞く。チェ・ヨンは江華郡守が言っていた代々に渡り守るべき3つのことが間違っていたようだと告げる。

ウンスはかなり暴れながら連行される。着いた先にいたのはチェ尚宮で、そこは王妃の居所だった。「大丈夫でしたか?」とウンスを労い水を用意させる王妃。チェ・ヨンが罪をなすりつけたことに憤るウンス。「キチョルの勢力を削るために一旦江華郡守を捕縛したそうです」と、チェ尚宮。結局キチョルの弱体化のために江華郡守とウンスを罪人に仕立てあげたのだ。けれど、ウンスには王妃を助けた大きな功績があるし、今後の治療もあるので罪と功を相殺して以前の居所に住まわすという王命が下る。ウンスも助け出せた一石二鳥の妙案だったのだ。

「うんざりするぐらいひどいわ!」と、高麗時代に拉致してきていきなり手術させ罪までなすりつけられたことに怒るウンス。チェ・ヨンのすねを思いっきり蹴る。「なに?うまく嘘をつけ?謀反の罪?罪を償え?触るなといったでしょ!私に近寄らないで!こんなヤツに捕まっただなんて・・・」と泣きながら去っていく。

ウンスはチャン・ビンに泣きながら抱きつき「私はほんとに生きてられないわ!こんな怖いところで。どうしてわたしがこんなことに。母にも会いたいし父にも会いたい。ほんとにこれ以上どうしようもできないわ」と、更に涙を流す。

泣くタイプではないウンスにチャン・ビンもウンス自身も驚いている。チェ・ヨンが約束したのだから必ず戻ることができるとウンスを慰めるチャン・ビン。「わたしはこの世界の人ではないの。私の場所じゃないの。ここでできることは何もないの。彼は幼い王が死ぬ時にわたしに言ったの。方法はないのか?わからないのか?お前は何なんだ?と」と、ウンス。チャン・ビンもどうしようもなかったと言い、剣を使ったかもしれないという。

「チェ・ヨン大将は武士。主君を守る人です。そんな人が自らの手で主君だった人を殺しました。チェ大将が殺したのは自分の心です。」と、それ以来、唯一の希望だった王宮を去ることができなくなったチェ・ヨンを気遣うチャン・ビン。

江華郡守の一件で巨大利権を失ったキチョル。新任の江華郡守もきチョル側の人間ではなくなった。そんなことより医聖だと、ウンスに会いに行くキチョル。ウンスを取り戻すために2つ目の華佗(ファタ)の遺品を手にして。突然キチョルの手が引きつる。何か病があるのか?「やることが多いのに時間がない」とキチョル。スインたちはこの病のことを知らないようだ。

「見たいものはないし興味もないわ」と言うウンスに華佗の遺品だと言い見せるキチョル。キチョルは、遺品は書物で西域の数字が書いてあるのはわかるが読めないと言う。「これ、華佗の遺品なの?」ウンスはDIARYと書いてある日記帳を見た瞬間から固まってしまう。「数百年前のものなの?」と、聞くウンスに「千年前でしょう。華佗は」と、キチョル。中には数字の羅列があり、最後のページにはハングルで「ウンス」と書いてあった。

第10話に続きます

http://xn--nckg7eyd8bb4eb9478fjr1g.jp/sinwi/?p=174

 - 信義あらすじ , , , ,