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韓国ドラマ 信義14話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)後半

   

信義神医:シニ/シンウィ:신의)の第14話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)後半です。

奇轍(キ・チョル)の恭愍王(コンミンワン)と崔瑩(チェ・ヨン)への離間策に乗っかっている新進の重臣たち。 副隊長もそのことをチェ・ヨンに指摘するが、チェ・ヨンは聞く耳を持たない。

趙日新(チョ・イルシン)がイ・ジェヒョン達を連れがウンスを訪ねてくる。ウンスの存在が本当なら王の力となり、ウソなら害になると言っている。元が滅び新しい王朝ができるとウンスが言ったことを確認してくる。いつ滅ぶのかとも。

「年度がわからない」というウンスに、「どの王の時ですか?」と聞くイ・ジェヒョン。そして、今の王は高麗にとってどうかと聞かれる。切れたウンスは「天のことは言いません。王に直接聞いてください。そうすれば聞けることもあるでしょう。わかりましたか!」と返答する。

チェ・ヨンがやって来てウンスに「明日の明け方、旅立つ準備をして、いつもの場所で会いましょう。」という。イ・ジェヒョンたちはウンスが必要ないと判断すれば害をなすだろうと。「一緒に行ける?そうできる?だめでしょ。あなたは今王に・・・」というウンスに「行きます。一緒に」と、チェ・ヨン。

ウンスは王妃の元へ行く。王妃をじっと見るウンス。去る決心をして別れを伝えに来たのだ。けれども去ることは言えない。そのため、王妃へ史実としてこれから起きることを忠告をする。もちろん真実は語らない。

御医チャン・ビンによく頼んでおいたというと、王妃は「どこか悪いのですか?」とウンスに聞いてくる。ウンスは「この地には多くの王と王妃がいて、これからも出てくるのですが、お二人のようにお互いを恋慕した方はいませんでした。」と言う。

「私と殿下が?」と、王妃。ウンスはうなずき「そう。お二人が。殿下におかれてはどんなに王妃に恋慕されていることか。けれどももし王妃がどこか悪くしたり、いや、どこかに去ってしまったら、食べるのも止め、国事もやめて、ただ王妃を思うばかりです。」という。

王妃は「私はどこにも去りません。殿下の元から去りません。」と言う。「そのために」とウンス。そして「一度抱きしめていいですか?天の国のオンニ(お姉さん)だから」と、王妃にハグする。そこにチェ尚宮が入ってきてチェ・ヨンへの王が直接尋問を行う親鞠(チングク)が始まったと伝える。

チョ・イルシンはチェ・ヨンヘの処断を王に促しチェ・ヨンを「悪鬼」と呼ぶ。それに立腹した王は胸ぐらをつかみ、自分のために血を流したのだと擁護する。それでもイルシンはチェ・ヨンが王の手足を掴んでいると、持論を曲げない。

イ・セクは無罪を主張する証拠や証人を用意しているのだろうと、チェ・ヨンに問う。けれど、沈黙を守るチェ・ヨン。そこで、王は自らチェ・ヨンの冤罪を晴らすと言い出すと、臣下に動揺が走る。徳興君(トクフングン)はそれに反対意見を示す。すると、チェ・ヨンが語りだす。

「私は過去7年間ウダルチ大将の職を担って来ました。晩年にいたり寵愛してくださる主上殿下に会い高慢となりました。そんなさなかに物欲にかられ武器納入の者から賄賂をもらいました。認めます。殿下に仇で返すようで、心が痛いです」と、冤罪を認めてしまう。

イ・セクは奴婢とともに労働する徒刑(トヒョン)の1~3年の刑が妥当だと王に伝える。チェ・ヨンは王に目配せし、その提案を受け入れさせる。

 

チャン・ビンは刑が決まりチェ・ヨンは来られないというが、ウンスは「来ると言ったら来るわ、あの人」と、チェ・ヨンを信じて約束の場所へ行く。

キチョルは徳興君(トクフングン)から報告を受け、策略に感づきスインとウムジャを呼ぶ。王は「大丈夫、安心して」とのチェ・ヨンの心の声を聞いたと王妃に伝える。王妃は医聖が昼間に来たことを告げ、その時はわからなかったが、別れを告げに来たのであろうと王に言う。

ウンスは「明け方」と言われていたのに真夜中に約束の場所へ着く。王はチェ尚宮にチェ・ヨンの脱獄の報告を受ける。「自分からの禄を食むことがいやなのか。分からないやつだ。」と、王。

「まだ明け方じゃないから典医侍(チョンイシ)に迎えに行ったら・・・」と、チェ・ヨン。やはり約束通りやってきた。ウンスは感情を抑えられずチェ・ヨンの胸に飛び込む。戸惑いながらも腕を回すチェ・ヨン。

キチョルはウンスを探すために開京一帯と国境にまで平を配置するよう手配させる。医聖が天の門の秘密を解き、王がチェ・ヨンを送り出したに違いないと憤る。徳興君(トクフングン)にも何をしていたのかと八つ当たりをし、臣下たちが王についてどうかと聞いたことも取り上げ、「必要な主上が欲しければ作ればいい!」と、憤怒する。徳興君(トクフングン)は失笑している。

逃げているウンスとチェ・ヨン。けれども、いたるところにキチョルの私兵がうろついていて、うかつに歩けない。「どうやら医聖をさがしているようだ」と、チェ・ヨン。ウンスは自分は自首するからチェ・ヨンに逃げるように言う。

キチョルの家は寝台もよく待遇も良かったというウンス。チェ・ヨンは真顔でその言葉を受ける。ウンスは「ここで笑わないといけないのに。冗談を言ってるんだから」と、おどけてみせる。「何が冗談ですか。面白くもない」と言い、酒房の用心棒にウンスをあずける。

連れられた先には女将と大将がいて、開京一というクッパを勧められる。チェ・ヨンが入ってきてクッパを横取りする。どうやらここからは一歩も動けない状況だ。船で移動しようにも兵士がいる。チェ・ヨンは用心棒たちにチョ・イルシンの監視を頼み、ウンスにはおとなしくできるかと聞く。ウンスは「パプ(ごはん)」といい、チェ・ヨンが用意するというと笑顔で快諾する。

徳興君(トクフングン)はチョ・イルシンをつかまえ、自分ガオウになるために、こちら側につかないかと提案する。キチョルは狂っているといい、恭愍王(コンミンワン)に長く仕えるあなたが宰相でないのはおかしいと。今キ・チョルがついている座を用意すると。何をすればよいかというイルシンに、チェ・ヨンの王宮内での内通者が誰かと問う。

公式が思い出せずに頭をかくウンス。そして不意に思い出して狂喜する。けれど、結局なにか足りない事に気づき意気消沈する。そんなウンスを見てチェ・ヨンは「天の国の人は全てそうですか?それとも、唯一あなただけが?」と、ウンスに聞く。「何が?」と聞き返すウンスに。「やることすべて」と言い、とにかく頑張れとエールを送る。

キチョルはウンスが見つからないことに苛立っている。スインはどこかに隠れているのだという。また、キチョルは徳興君(トクフングン)が見当たらないことも疑問に思っている。王宮にいると報告を受け、ウムジャをつけることにする。自分が狐を追い払おうとして虎を呼んでしまったのかと思い始めるキチョル。

寝所で寝ようとするウンス。外に座っているチェ・ヨン。眠れないウンスは、韓国の大学で泊りがけでやるMT(メンバーシップトレーニング)のようだといい、真実(チンシル)ゲームをしようという。真実しか答えてはいけない。

「では私から。隠したり言わなかったりするのはダメよ。」と言うウンスに、「ウソなんて付けません。もともと」と、チェ・ヨン。「では質問、手帳のヒミツを解いて天の門から私が帰っても、あなたは大丈夫なの?こんなに優しく実力のある主治医がいなくなって。」と、ウンス。「大丈夫では、ないでしょう」と、チェ・ヨン。

「そうだと思った。私も大丈夫じゃないわ。私の世界に戻ったら、ほんとにたくさん思い出すでしょう。王、王妃、チャン先生、ウダルチも。そしてあなた。とても会いたいと思うはずだわ。もしかしたら長くて大きい夢かと。けれど本来夢って、夜が明けたら忘れるものじゃない?」とウンス。障子越しの影を手でなぞるチェ・ヨン。チェ・ヨンは質問を促されたがないといい「今も多いです」と、独り言をいう。

徳興君(トクフングン)がチェ尚宮を呼び出す。チェ・ヨンの叔母ということや王宮を仕切っていることを知っている。そして、ある紙を掴んでみろという。徳興君(トクフングン)はつかみにくい紙だから毒を仕込んでおくと、めくる時に唾を付けるから毒が効くという。チェ尚宮が誰に用いたのか聞くと、徳興君は医聖にと答える。

この毒は遅効性で、内蔵にたまり、ある日突然効くのだと。解毒剤はあるのかと聞くチェ尚宮。もちろんあるという徳興君。チェ尚宮はどうすればいいかと聞く。医聖がどこにいるのか教えろという徳興君。看護でもして差し上げようではないかと。すべての人にとって重要なウンスの命を盾にとったのだ。

夜中いきなり苦しみだすウンス。ウンスを抱きかかえるチェ・ヨン。

第15話に続く

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