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信義(シニ)第1話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)

   

信義神医:シニ/シンウィ:신의)の第1話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)です。

物語は3世紀初頭、中国後漢末期の医者・華佗(ファタ:화타:かだ)のエピソードから始まります。

華佗は三国志にも登場する医者で、魏の曹操の頭痛をその神がかった針治療で治療しました。彼は麻痺散(マビサン:麻酔のこと)を使い外科手術も行いました。その神技を我が物にしようと曹操は侍医に取り立てようとします。けれども、華佗は医者たるもの一人に仕えるべきではないと、断り逃げます。

逃げたことを知った曹操は追っ手の軍を手配します。召還に応じろと。けれども、華佗は断ります。三国志ではここで捕まり死刑となるのですが、ドラマ冒頭の物語では信義(シニ)では、太陽の光が地に風を起こし、天への門を開けそこから逃げその身を隠します。

この華佗(ファタ)こそが神医なのです。

 

1351年元との国境。恭愍王(コンミンワン:공민왕)が元の姫で高麗の王妃の魯國公主(ノグクコンジュ:노국공주)とともにチェ・ヨン率いる高麗皇室護衛部隊・迂達赤(ウダルチ)の護衛で高麗に帰っているところから実写は始まる。

早く首都に戻りたいけれど、船がないため一泊することに。 チェ・ヨンはまったくやる気がない。尾行している怪しい者達がいるし、明らかにひとつしかない旅館に誘い込まれている状況にもかかわらず、副隊長のペ・チュンソクに警護について聞かれても「すごくがんばって、ちゃんと」としかいわず寝てしまう。

趙日新(チョ・イルシン:조일신)は、そんなチェ・ヨンが気に入らず、弾劾している。警護の都合で王妃を王の部屋につれてきたチェ・ヨン。王と王妃の関係は良くないと口に出す。不届きな臣下だ。チョ・イルシンには正面を守るようにと短剣を渡す。御医チャン・ビンは自分のみは自分が守ると、警護なんてどうでも良いという態度だ。

刺客が襲ってくる。王に対して「怖くても逃げないでください。それなら守ることができます。」と、不遜なチェ・ヨン。王は守れたが王妃が傷つけられた。チェ・ヨンの内功とチャン・ビンの治療で一命は取り留めるも、根本的な外科的治療はできない。

追い詰めた視覚は毒を含み自害する。これで、誰が送った刺客かわからなくなる。

チョ・イルシンは狼狽している。王妃は高麗の上国・元の姫なのだ。このまま死んでしまえば高麗の国自体の存続が危うくなる。チョ・イルシンも含めて死罪は免れないだろう。「神医でない以上、不可能です」と、手を尽くしたがどうにもならないことをチャン・ビンが説明する。

「あの人が死んだなら、わが国は死ぬのだ。ウダルチ大将もそう思いますか?」と、チェ・ヨンに王が聞くも、「臣は一介の武官なので、政治のようなものはわかりません」と、また不遜な態度をとる。「王になったとたん、国を滅亡に導く。とても良い王だな、私は」と、自虐的な王。

「います。殿下。神医が」と、チョ・イルシンは華佗(ファタ)の兆しのあった場所を思い出す。そして、神医を召還する準備に入る。

「ウダルチ。高麗の(首都)開京(ケギョン)から元の(首都)燕京まで、長い道のりだったろう。その間、私を連れ何を考えていた?」と、王。「考えなど・・・」と、チェ・ヨン。

「一国の王をどう思っていたのだ?私が嫌いだろう?はじめて会った時から。どうして私が嫌いなのか?お前の王なのに。思ったことを言ってください。王命ということであれば聞きますか?」と、問い直す王。

「先王だった慶昌君(キョンチャングン:忠定王のこと)は14歳で幼いという理由で廃位となりました。殿下は21歳。14歳だろうと21歳だろうと幼いのは同じだと思っています。10歳年上とはいえ、ずっと元で生活していた人が王になるとは民衆はついてないなと思っています。以上です。」と、チェ・ヨン。

「みんなそう思っているでしょう。高麗の民衆も」と、王。「この10年で5人目の王です。民衆もそう関心はありません。」と、チェ・ヨン。「心の中の声、ありがとう」と、王。「殿下、だから、特別嫌いというわけではないんです」と、チェ・ヨン。

儀式により天の門が開く。 「華佗(ファタ)なり弟子なりつれて来いという王命をお出しください」と、チョ・イルシンは王を促すが、自分では行こうとしない。「私の言葉をすべて信じることはできないでしょうが」と、王が言うと、チェ・ヨンは自ら行くと名乗り出て、天の門をくぐる。

 

2012年のソウルの寺にタイムスリップしたチェ・ヨン。僧に助けを求めるも、微妙に話がかみ合ってない。神医・華佗(ファタ)を探しているというチェ・ヨンに「内科・外科・産婦人科・・・」と、どの科なのか聞く僧。首だというチェ・ヨンに整形外科だという僧は江南(カンナム)だからいっぱいいるという(美容整形外科だが)。コエックスモールで学会があるので行けば名医に会えるといい「ただ行けばいい」とも言う。チェ・ヨンはその言葉に従って、コエックスモールまで突っ切っって行く。

コエックスモールに着く。そこではユ・ウンスが発表を行っている。チェ・ヨンは彼女に目をつける。チェ・ヨンはウンスに治療を頼むも、何のことやらわからないウンス。警備担当者がやってきて切迫した状況になる。そのとき「どのぐらい傷ついているのか?」と、言ったウンスの一言で、警備担当者の首に王妃と同様の傷をつける。

「救急車を呼んで」というウンスに、「ここで治療しなければ、次はこの人だ」と、医療機器メーカーのセールスマンを指し、その脅しによりウンスに治療させる。その間、周辺を警官が取り囲む。チェ・ヨンは精神異常者扱いだ。行く手をふさがれたチェ・ヨンニ自首を進めるウンス。けれど、チェ・ヨンは内功の技を使い、警官を吹き飛ばす(どうして王の敬語のときに使わなかったのでしょう?:笑)

「王妃さえ助けてくれたら帰します」というチェ・ヨンに、「顔を見たからだめでしょ。知っているわよと、犯人のかををみたから殺されると思っているウンス。 「私は高麗の武士チェ・ヨンです。武士の名にかけて私の命を懸けて、戻して差し上げます。約束します。」と、チェ・ヨン。

すこしさかのぼって占いをしているウンス。宝くじ・婚姻と、何か他高望みの答えが聞きたい。出てきた答えは「天」。そして「過去」というキーワードだ。過去から男が探しに来るというのだ。過去の男といえばインターンのときの男(アン・ジェウクのカメオ出演)ぐらい しかいない。2番目は患者だった。金はあっても不細工でNGだ。開業資金が必要だといっても。

チェ・ヨンはもとからウダルチの所属だったわけではなく、王命により任に着いたのだ。うわさでは内功の使い手だ。そのチェ・ヨンがウダルチにやってきた。うわさどおりの遣い手だ。

第2話に続く

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