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信義(神医:シニ)第5話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)

   

信義神医:シニ/シンウィ:신의)の第5話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)です。

乗り込んできたキチョルはウンスを妖物呼ばわりする。

御医チャン・ビンは「逃げないでください。逃げると殺されます」と、小声でウンスに伝える。「まさか!」と、ウンス。

そこで王が救いに入り笑いながら「あなたがまさに徳城府院君(トクソンブウォングン:덕성부원군)なんですね」といい、キチョルの妹の元の皇后・奇皇后に話は聞いており、奇皇后のおかげで王になれたという。そして「故国へ戻ると一挙手一投足を助けるでしょうから、ひとつも心配入りませんと、言われた」と、伝える王。ウンスへの弾劾を巧みにかわしている。

そして、キチョルを持ち上げる言葉を重ね、来るやいなや自分の心配をしてくれた態度に「私の忠臣」とまで言ってのける。もちろん本心ではない。けれど、キチョルはウンスのことを信じられないと言い、弾劾をやめない。そこに「信じられます」と、割って入ったのが王妃だ。

「高麗へ来る途中、誰かが送った刺客に首を切られた」と、言い傷口を見せ「そこにいる医聖が再びつないでくれた首だ。この国にこのようなことができる者が他にいますか?」と、付け加える。所在ないウンスにじっとしていろというチェ尚宮。

「誰が信じましょうか?オダルチのチェ・ヨンですか?彼が天から来た人だと連れてきて惑わしたのですか?私はそう聞いたのですが、そうですか?」と、キチョルは言い、強い口調でチェ・ヨンを呼べという。けれど、ウンスは「それはダメです。彼は私の患者なので。担当医師の許可無く誰も連れてくることはできません。」と、言う。

「この女(アマ)」といったキチョルの言葉に反応したウンスは、ここから反撃に出る。「言葉に気をつけなさいよ。どうしてタメ口なのよ?ほんとにもう!あんた何歳なのよ?江南の整形外科で医者をやってたのよ。月に数度はそんな脅迫を受けたわ!今は王の前だからこれでやめるわ」と言い、患者の面倒を見るため退出を許可して欲しいと王に言う。

そんなウンスに「妖物め、死にたいのか?」と、キチョル。ウンスは彼がキチョルだということを王に確認し「思い出したわ!私は内申が1級だったんです(笑)。どうせ元はもうすぐ滅亡するわ。次は明ね。あなたがどうやって死ぬのかも思い出したは。でも教えてあげない。なぜならツイてないからよ。Hey you F※ck!Go to Hell!」と、呪文でも言うかのように英語で罵声を浴びせ退出する。

便殿を出たウンスは力が抜けチャン・ビンに抱きかかえられる。「よくやりましたね」と、チャン・ビン。チェ・ヨンハ相変わらず昏睡状態だ。チャン・ビンは「では、またオダルチを患者として受け入れるのですか?」と、チャン・ビン。その場の勢いで言ったのだが、自分を現代に帰せるのはチェ・ヨンしかいない。「だから助けなきゃ。どうにかして。」と、ウンス。

死後の世界で「まだ心のなかにいるのか?」と、父に語りかけられるチェ・ヨン。「まだいます。見送ることはできません」と、先王に辱めを受け自ら死を選んだ女性を思い出す。チェ・ヨンは引きつけを起こす。病状を「理解できない」と言って嘆く。囲炉裏ろ処置を施しても意識が戻らないことを嘆いているのだ。チェ・ヨンは内功が深いため、このようなことは初めてではないと、チャン・ビン。薬よりも自身で何とかするのだ。

そしてウンスはチャン・ビンに言われたことに呼応して、昔教授に言われたことを思い出す。「いくら医師が完璧に手を尽くしても、患者に意思がなければ難しい」と。そんな患者が天にもいるのかとチャン・ビン。けれど、ウンスは理解できないという。どうして私が整形外科から美容整形外科になったのかと、話し始める。

「私は手術はうまいのよ。見たでしょ。指導者が有名でそのほとんどの時間付いていたわ。私は手術が好きよ。でも、患者が嫌いなの。それで美容整形外科になったのよ。外科はリスクが高い割にお金にならないの。」と、美容外科と外科のお金にまつわる話をするが、チャン・ビンは理解できない。

「患者が死ぬのを見たことがありますか?」と、チャン・ビン。「ないわ」と、自分の責任で受けた患者を死なせたことはないという。「では、死ぬかもしれないから怖いのですね。チェ・ヨンが死んだら医聖が初めて死なせる患者になるから。」と、チャン・ビン。

 

キチョル側は、元が滅亡するということと、ウンスの英語呪文で動揺している。嘘だと言うもその言葉は自己暗示にしか聞こえない。「あの妖物にまた会わなければ!」と、キチョル。そして夜中にもかかわらず王に会いに行く。名目は24人の臣下が殺害された事件の謎解きだ。これは以前、チェ・ヨンを通じてキチョルに王が依頼したものだ。

「江陵大君(カンヌンデグン:강릉대군:現王のこと)が王位に付けば自分(先王)が死ぬ。私を助けろ」との、先王のメッセージだというキチョル。そして、その密書を受け取った臣下たちを殺したのは自分だというキチョル。王のため高麗のためだという。けれど鳥の血がついている密書の原本は明らかに偽装されたもので、キチョルの元も同じく嘘だ。それはわかったのだが、王は敢えて真偽を問わない。

それでも王はそのことを聞くだけ聞いてみる。「誰がどうしてそんなことをするのですか?」と答えるキチョル。笑いながら「そうだな、誰が何のためにそうするのか」と、王。そして、自分のために奏してくれたことへの大きな褒美を下賜しなければと言う。キチョルはその褒美として、重病人がいるためという理由でウンスを要求する。そして、ウンスに病気を治す能力がない場合には、天から来たということもでたらめであるため、王のために秘密裏に処理するというのだ。

それもこれも王の心をつかみたいがためだというキチョル。そのためまずはウンスの心をつかむのだとも。王は7日間の猶予を与える。その間にどうにもできなければ傷ひとつ付けずに返せという王。

チェ・ヨンの呼吸も鼓動も止まっている。心臓マッサージを施すウンス。自分が刺したことで死んでしまう。「私に言ったじゃない。自分のそばにいろ。そうすれば守ってやれると。だからここまでやってきたのに。」チェ・ヨンに語りかけるウンス。人工呼吸を施す。そしてひとつぶの涙がチェ・ヨンの頬に落ちる。その涙が凍った体を溶かしていく。呼吸が戻る。

王妃がウンスの件で王に詰め寄る。ウンスはチェ・ヨンを治療しているのだと。「わかっている」と、王。「いいえ、わかっていません」と、王妃。互いに礼法の欠如を指摘しあう。王妃は自分を助けてくれた二人だと強く言う。「私は誰ですか?力のない高麗の王だからそんな態度をとるのですか」と、問う王。王妃は「知らないのですか?ウンスを送りチェ・ヨンが死ねば、誰があなたを助けるというのですか?」と答える。

「だから秘密裏にチェ・ヨンを居所に呼んだのですか?」と問う王。「そんなに私に関心があるとは知りませんでした。当然、あなたが心配だからです」と、一蓮托生の思いを明かす王妃。王はそんな王妃の心を、この時初めて知る。けれど、王の怒りを買ったと思った王妃は、二度とこのようなことはしないと言う。

キチョルの弟キ・ウォンが私兵を連れてウンスを連れて行こうとする。ウダルチと対峙するも結局、王命があったということで、ウンスは連れて行かれる。

チェ・ヨンが目覚め、ウンスを奪還しに行く。チャン・ビンは王命で行ったのだと伝え、王命に逆らうのかとチェ・ヨンを止めるも、チェ・ヨンの意志は固い。そういった割にはチェ・ヨンがどうするかを読み、丹薬を渡す。「対策はあるのか?」と聞くチャン・ビンに「正面突破」と答えるチェ・ヨン。

チェヨンは死にかけていると聞いていたのにやって来た。キチョルは部下の言質の矛盾を突く。医聖が生かしたり殺したり自由にできるのかと。「本当なのか?天から来たこと、医聖ということ、ファタの弟子ということ」と、キチョル。

王は自分はチェ・ヨンを信じているのに、彼は自分を信じていないと嘆く。王の座とは何なのかと。

戦闘が始まる。キチョルはチェ・ヨンの内功を見たいという理由でウムジャに音功を仕掛けさせる。けれども、ウムジャの技は特定の一人にかけるまでには至ってなく無差別だ。チェ・ヨンはなんとか内功で対抗する。

ウダルチ部隊は王に出動を乞うも却下される。王は「チェ・ヨンを助ける唯一の方法は、チェ・ヨンは王命を知らなかったということにすることだ」と、ウダルチ部隊を説得する。

チェ・ヨンはついにウンスの元へたどり着く。「サイコ」と、ウンス。「少し遅くなりました」と、チェ・ヨン。「生きてたのね。熱も下がって。私が助けたのね」と、ウンス。そこにキチョルたちがやってくる。「お前」と、ウンスを呼ぶキチョルに「礼を尽くしてください」と言うチェ・ヨン。前もそんな事を言っていたときチョルが指摘すると「ウンスを連れて逃げるための時間稼ぎです」と答えるチェ・ヨン。

キチョルは「こちらは手練が揃っているのに逃げようとするとは、ウダルチ部隊」が来ているのか」と、問う。チェ・ヨンは王命がない限りウダルチは動かないし、個人的な理由で来ているのだという。個人的なという言葉を問うキチョル。

チェ・ヨンは「個人的と言う言葉を知りませんか?個人的に後ろにいる女性に恋しているから連れて帰るために来たのです。だからただ見送ってくださいませんか?」と、答える。

第6話に続く

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