韓国時代劇・歴史ドラマ 大王の夢
2017/12/08
2012年9月2日から放送が開始されたKBS1の韓国時代劇・歴史ドラマ 大王の夢(テワンエクム:대왕의 꿈)は韓国時代劇王のチェ・スジョン(최수종)が新羅の金春秋(キム·チュンチュ:김춘추)として帰還したドラマです。
登場人物・キャストは後述のリンクを見ていただければ分かる通り、歴代時代劇同様にKBS1らしい豪華な顔ぶれになっています。
三国時代末期の新羅の2大英雄・金春秋(キム·チュンチュ)のちの新羅第29代国王太宗武烈王(テジョンムヨルワン:태종무열왕)と、その政権を軍事面で支えた金庾信(キム・ユシン:김유신)の物語です。
時代は新羅第27代国王善徳女王(ソンドンヨワン:선덕여왕)とその後ですので、イ・ヨウォン主演のMBCドラマで日本の方にも馴染みがあるのではないでしょうか?
出演者等はこちら→大王の夢 キャスト・登場人物 のリンクを見ていただくとして、今回は制作陣をチェックしてみたいと思います。
まず、演出のシン・チャンソク(신창석)氏ですが、2001年の明成皇后(ミョンソウウファンフ:명성황후) 、2003年の武人時代(ムインシデ:무인시대)、2009年の千秋太后(チョンチュテフ:천추태후)と、そこそこヒットした史劇の演出を手がけています。
脚本家のユ・ドンユン(유동윤)氏は2000年の不朽の名作・女人天下(ヨインチョナ:여인천하)や武人時代(ムインシデ:무인시대)、2007年の王と私(ワングァナ:왕과 나)を担当し、最近ではレディープレジデント(原題:大物:テムル:대물)も担当しています。
韓国ドラマにかぎらず、制作陣の実力は視聴率に大きく直結します。特に脚本家の実力が左右されると言われていますが、ユ・ドンユン氏は直近の大物で28.3%の高視聴率を獲得していますので、その点からも 大王の夢(テワンエクム)は見通しが明るいです。
また、チェ・スジョンはもちろんですが、個人的に注目しているのは善徳女王(ソンドンヨワン)役のパク·ジュミ(박주미)です。ここのところのヒット作には既婚女性が欠かせないと言われているのですが、パク・ジュミも直近の紳士の品格が大変好評だったので、 大王の夢(テワンエクム)も高視聴率に導いてくれると思います。
韓国のオンタイム放送で視聴しようとも思いましたが、スカパーのKBSワールドで10月から放送が開始されますので、字幕でゆっくり見ながら歴史的解説等を加えていければと思います。
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