ラブレイン第一話 良くも悪くもユン・ソクホ監督

ラブレイン第一話見ました。結論からいうとかなりの秀作です!

良くも悪くもユン・ソクホ監督といったところで、四季シリーズの特徴を踏襲、いや、ある意味エスカレートしています。そのため評価がまっぷたつに分かれるかもしれませんね。

良くも悪くもの「良くも」は映像美とBGMの融合です。全編を通じてセリフがそんなに多くありません。そのかわりBGMが延々と流れています。序盤にはキム・チャンモ役ソ・イングクのギターフォーク風の曲があります。韓国人なら誰もが知っている曲なのか新曲なのかはわかりませんが、さすがの歌の巧さです。

次に映画Love Story(邦題:ある愛の詩)のテーマ。ラブレインの副題的な位置の映画なのではないかと思います。ユン・ソクホ監督は70年代のノスタルジー、おそらく本人の懐古をドラマに投影させますので、Love Storyを自身がドラマとして作品にするならどうなるかというアプローチを見せているのではないでしょうか。

その後も、途中にビューティフル・サンデーなどをはさみ終盤までずっとBGMが鳴りっぱなしでした。

周知のようにBGMの多様は昔の映画にある手法で、現代の感覚で捉えるとBGM過多です。そのため、冬ソナにハマった世代にはどストライクでも、若い世代には敬遠される可能性があります。これが、表裏一体の「悪くも」です。逆に、若い世代がこの手法を新鮮に感じれば、全世代に渡る支持を受けるかもしれません。

 

演技面ではユナが秀逸です。もともとクラシカルやコンサバティブが似合うタイプなので、ハマりすぎているほどです。古き良き~という形容がぴったりで、中年以上のオジサマたちの理想形のような雰囲気です。

チャン・グンソクもいいですね~。ワイドショーなどで見るおちゃらけた姿より、演技をしている時の彼のほうが断然いいです!

 

OSTも1曲だけ発表がありましたね。ナム・ユングォン(나윤권)サランウン ピチョロム(사랑은 비처럼:愛は雨のよう)です。第一話のBGMの多さから考えても、ラブレインのOSTは2枚以上になることは間違いなさそうです。

イ・ドンウク役キム・シフの役回りはシンガーではなくDJでした。どうやら言葉巧みなキャラです。

 

ところで、ラブレインの背景となっている70年代後半ですが、第四・第五共和国時代で民主化宣言(1987)される前でした。朴正煕(パク・チョンヒ)大統領暗殺事件が1979年10月26日ですので、おそらくその少し前だと思います。

映像を見るかぎりでは、日本と同じような感覚で捉えるかもしれませんが、影のある時代でもありました。ですので、それらしい描写も散見できます。同時代の日本ほど恋愛が気楽に自由にできなかった時代ということも抑えておくと、ドラマ視聴に深みが出ると思いますよ!

それにしても、明日が待ちどおしいです。どのように展開していくのやら!

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