韓国ドラマ 信義(神医:シニ)第10話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)前半
信義(神医:シニ/シンウィ:신의)の第10話あらすじ&レビュー(ネタバレあり)前半です。
「これは何?こんなものがどこにあるって言うのよ!お願いだから言ってよ。これはすべて夢だと!とても長く、複雑で、話にならない夢だと。夢じゃなければ、こんなことないと。私が眠りから覚めるとこんなこと全部おわるって」と、泣き出すウンス。
奇轍(キ・チョル)は話してくれといい「これを知っているのでしょう?やはり天の文字ですか?」と、ハングルを見る。「私の名前よ。見て、ウンス。私の名前。」と、ウンス。
キチョルは数字の羅列を示し意味を聞くがウンスはわからない。もちろん読むことは出来る。「何かの座標のようで・・・これひょっとして私が戻る門の場所が記されているのではないでしょうか?私の国、私の時間で・・・」とウンスが言うと、おもむろに手帳を取り上げるキチョル。
「それではここまでです。まだ帰すわけには行きません!」と、キチョル。どうせ読めないのだから渡してくれとのウンスに、「あなたが帰ったら私はどうなる?」と応じないキチョル。自分のところに来れば話の続きに応じると去って行くキチョル。確かに自分の名が書いてある手帳だが、ウンスはあの手帳を初めて見たのだった。
キ・チョルは戻る際に崔瑩(チェ・ヨン)に「天に行って何を見た?天の世界は一体どのようなものだ?」と聞く。崔瑩(チェ・ヨン)は王命を受け行き医聖を連れてきただけで他の物は見ていないという。「悔しい、お前みたいな奴に」と、崔瑩(チェ・ヨン)に天の門が開かれたことを残念に思う。自分に開かれていたらこの国は違う姿になっていただろうという自負からか高麗にツキがないと言う。崔瑩(チェ・ヨン)は「天の意志ではないでしょうか?」と流す。
典医寺(チョヌィシ)に若い急患が運び込まれる。名前はイ・ソンゲだ。イ・ソンゲ・・・。どうやら虫垂炎のようだ。手術道具がないため奇轍(キ・チョル)邸に行く。「私の心をつかむことを諦めたの?一緒に天の国に行きましょう。行きたくないですか?」と提案し、なんとか手術道具を返してもらおうとするが、少し待ってくれと言われる。
恭愍王(コンミンワン)と崔瑩(チェ・ヨン)は人事について協議している。王につくということは奇轍(キ・チョル)を敵に回すということだ。恐れから王の召喚に応じるかどうかわからない。名簿を作ったのは酒屋たちだ。大将は崔瑩(チェ・ヨン)の師匠の友達だ。王は自らの陣営に引き込めるかと問うが、崔瑩(チェ・ヨン)は返事をしない。
自分を「王の犬」と呼ぶ人たちだからと説明する。大将は師匠がどうやって死んだのかと「同じ王じゃなくても王は王だ」と、犬になることを拒否感を示しているのだ。奇轍(キ・チョル)のように人の心を掴まなければと、自ら会いに行くという。笑みを浮かべる崔瑩(チェ・ヨン)。霊性ではなくただの微笑みだ。
「奇轍(キ・チョル)の家に行ったと聞きました。殿下が医聖をあの家から救うのにどれだけ努力されたか」とチェ・ヨン。ウンスは崔瑩(チェ・ヨン)の言葉が終わらないうちに「してはいけないことをされたのね。言ったじゃない。私はあの家で快適に過ごしていたと。それなのに、謀反だとか言ってこうしなくても(戻さなくても)良かったと言ってるの。」と、ウンス。
「そうですか」と、消沈する崔瑩(チェ・ヨン)。ウンスは話を変え「申し訳なかった」という。先王が毒をあおった時に医師であるのに何も出来なかったこと。また、そのことで崔瑩(チェ・ヨン)がとどめを刺す羽目になってしまったことを詫びる。「あの時、天の門の前であなたを治療したことも、申し訳なかったわ。けれど、生きていてくれてありがたいし、いつも守ってくれているのもわかってるわ。ほんとにありがたいと思ってる」と、言葉を付け加える。
互いに着席し「なんですか?」と崔瑩(チェ・ヨン)が切り出す。ウンスは「これからは思うようにするわ。奇轍(キ・チョル)という人をどうやって相手にすればいいかわかったつもりよ。彼は私に要望があるの。うまく行けばあの手帳をものにできるわ」という。「何ですか?彼の要望は?」と、声を荒げる崔瑩(チェ・ヨン)。
ウンスは「私は歴史を知っているでしょ。彼がほしいのは今後どうなるかの若干の情報なの。聞きたい答えを教えるふりをするわ。けれど、ホントか嘘か彼がどうやってわかるのよ」と言う。
崔瑩(チェ・ヨン)はため息をつき「あなたは奇轍(キ・チョル)の本性がわかってない」というも、ウンスは「私が言いたいのはこれ以上心配しないでということ。私が思うように、現代へ戻れる方法を探すから。もう会わないかもしれないから、予め挨拶しておくわ。今までありがたく申し訳なかったわ。それと、他の人と争わず怪我もしないで。時にはちゃんと食べて。」といい、会釈をして別れを告げる。チェ・ヨンはトンマンに敬語を託すしかなかった。
チュンソクは一瞬の隙を突かれ人事案の書かれた名簿を盗まれる。それが奇轍(キ・チョル)の手に渡る。ウムジャは常人を超える聴力を使い盗み聞いたことを奇轍(キ・チョル)に伝える。ウムジャはウンスが治療したイ・ソンゲの状況を伝える。死ぬはずの病を治した腕は確かだとも言っている。スインは未だに天についてのあらゆることを信じていない。策士が名簿について聞くと、一人ひとりに対価を払わせるという。けれど、惜しい人材でもあるようだ。奇轍(キ・チョル)は核心に触れたいと思っている。
後半に続きます
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