信義21話あらすじ(ネタバレ有り)
韓国ドラマ信義(神医:シンイ/シンウィ/シニ:신의)の第21話あらすじ(줄거리)&レビュー(ネタバレあり)です。
新人ウダルチとなったウンスに、すぐに天の国へ戻るのにどうしてウダルチの居所にやって来たのかと問う崔瑩(チェ・ヨン)。
「王が言うにはここが一番安全だからと・・・私がお願いして・・・」と、歯切れの悪いウンス。
はじめから分けのなからない人。いつだって泣いたり怒ったりすることもあると、チェ・ヨン。けれど、それは自分を心配してのことだとやっと分かったという。今回もそうだし、ウンスの命が危険に晒されていてもそうでしょうと問う。「死ななかったじゃない」と、ウンス。
チェ・ヨンはウンスの手を握り「順序はこうです。まずはあなたの解毒剤を求めます。そして、天二行かなくても毒を解決できるなら、お伺いします。残っていただけるかと。天にあなたを待っている人がいるのは知っています。知っていますが、お伺いします。一生守るから、私と一緒にいていただけるかと」と、言う。
ウンスは「私を守るのは容易なことではないのに。一生?」と答える。チェ・ヨンは「私があなたを得るなら一生です。今日一日とか数日とかではなくて。だから、その時になって私が伺ったら答えてくれますか?」と、チェ・ヨン。大きく頷くウンス。
チェ・ヨンは恭愍王(コンミンワン)に会いに行く。いつ戻るのかと聞かれるが、その前にやることがあるという。そう、徳興君(トクフングン)の問題だ。けれど、断事官(タンサグァン)の庇護がある。公式的に難しいのならば私的に動くというチェ・ヨンに、公式的に動いて良いという王。
キチョルはウンスへの面会を求めるが、王はそれに答えない。キチョルは業を煮やし自分で何とかすると言う。それが典医侍(チョンウィシ)でのスインとウムジャによる虐殺に繋がる。この虐殺により御医チャン・ビンも殺害される。残ったのはトギと、御医が守った解毒剤を培養する器のみだけだった。続いて酒房の人たちも襲われる。
ウダルチを引き連れてキチョル邸に徳興君(トクフングン)を捕獲しに行くチェ・ヨン。入れ違いにキチョルによって逃がされてしまう。けれども、捕縛に成功し、徳興君は牢へ。キチョルは聞きたいことがあるのでウンスに合わせてくれというが、そうさせないというチェ・ヨン。
臣下たちは元に従属するか戦争を起こしてでも高麗の独立を勝ち得るべきか、互いに喧々諤々している。王はウンスの唯一の友だったチャン・ビンが暗殺されたことをチェ・ヨンに告げる。
ウンスもなんでも話せる友が自分のせいで亡くなり参っている。そして彼は解毒剤を守り抱えたまま亡くなったのだった。そんなウンスを床に寝かせチェ・ヨンは語り始める。
「16歳で初めて人を殺しました。外敵(倭寇)でしたが、周囲のみんなは褒めてくれました。大胆で手際よく、一刀のもとに殺したと。だから最初は興奮しました。自分を誇りに思って。けれども、その夜は一時も眠れませんでした。寒さに震えて。どうして寒いのか。そう寒い時ではないのに。6月21日なのだから。その日は。」と。
「日付を覚えているの?」とウンス。「日付も覚えているし、私が殺した相手の顔も覚えています。」と、チェ・ヨン。「2回目も?」と、ウンス。「いいえ、2度目からはこれだけ覚えています。一人、また一人、また一人。だからわかっています。私が殺したという話は、そんなに簡単なことではありません。聞いていますか?それならもう寝てください。」と、チェ・ヨン。
王による尋問・親鞠(チングク)のために徳興君(トクフングン)を牢から連行しようとするチェ・ヨン。けれど、断事官(タンサグァン)がやって来て、彼の身分は元が設置した日本遠征のための官庁の征東行省(チョンドンヘンソン:정동행성 )の平章政事(ピョンジャンジョンサ:평장정사)だからと言われ、やむを得ず保釈することとなる。
チェ・ヨンは断事官にどうして問答無用にウンスを殺そうとするのかと問う。断事官はウンスに直接言うと答える。チェ・ヨンはどうして一介の護軍である自分の名を知っているのかと聞くと、断事官は隠密の報告によると、現王はある日から虎のようになったが、チェ・ヨンさえいなければ子猫同然だと。「だから、覚えていたのだその名前」と言う。そして、どちらを選択するか決めてないと言い去る。
恭愍王(コンミンワン)は国境では元と、国内では親元勢力と戦わなければならなくなると、臣下たちに即決を促す。彼らの決断がない限りは動かない決意だ。キチョルは親元勢力を集結させ、土地と奴婢を取り上げようとする王に反旗を翻し、徳興君(トクフングン)を王に推戴し、永遠に利権を守ると言う。
王に先生攻撃の催促をするチェ・ヨン。王は昔を振り返り、いつまでもチェ・ヨンの後ろに隠れている訳にはいかないと言う。そのために名分が必要なのだと。そして「私はどのようにしてでも血を流すこと無くキチョルを崩したいのです。そうすれば、北方の我が大地を見ることができるから。少し待ってもらうことはできませんか?」と言う王。そして御医を害したキチョルの部下を捕らえよという。もちろん血を流すこと無くだ。
剣を落とすチェ・ヨン。
王妃は次の子を持てるのはいつかとウンスに問う。続けて「もしかして私が先に亡くなるのですか?王の元を。だからあの時、あのようなことを言ったのですか?」と、王妃。
断事官(タンサグァン)から必ず自分で見るように当ンスに手紙が送られる。ウンスはすぐに会いに行く。その手紙には은수(ウンス)とハングルで書かれている。断事官は自分が書いたという。そして、ウンスの問に「これがどんな字か知っているかと?」と、意味深な返答をする。
スインとウムジャはチェ・ヨンの策略に騙され捕まってしまう。スインには火技を使えないように衣服に油をかける。
断事官はハングルを読めるわけではなく、高祖父の日誌の片隅に書いてあったのを見たのだ。 高祖父もそれを写したのだろうという。「その日誌には天の道具と地の薬を利用して人を救ったという女の話がありました。その女の御蔭で死ぬはずだった命が助かったという話そもありました。そうして助かった者のうちの一人が、のちに賊となり村のすべての人を殺したなら、それは間違ったことでしょう。高祖父は遺言を残しました。子孫の中で天から来たと称する女を見たなら直ちに殺せ。世の中をを平穏にしろ・・・・。どう思われますか?」と言う。
そして、生かすべきでない者を生かしたかと問われる。ウンスは「私は医員です。医員には救ってはいけない命はありません。」と答える。再度、天から来たのかとも問われるが、違うと答えるウンス。断事官は은수(ウンス)と言うハングルをさし、なんと書いてあるのかと問う。ウンスは「お前はそこで何をしている?」と書かれていると答える。
断事官はこの世界に関与せずに生きろという。けれどウンスは歴史を変えるかもしれないからと賢明に生きることをさせないのは、犬畜生のような規則だと叛意を見せる。そして、「私が生きれば私の世界だ!」と啖呵を切り、殺せるものならしてみろ、生き延びるからと続けて言う。
王は話し合いのために危険を顧みず征東行省(チョンドンヘンソン)に乗り込むことを決意する。ウダルチは護衛につくため、ウダルチの居所は手薄になる。ウンスはちょっと王妃に会ったあとはじっとしておくので心配するなと言う。
その手薄となった居所に刺客が!
第22話につづく
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