信義22話あらすじ(ネタバレ有り)
韓国ドラマ信義(神医:シンイ/シンウィ:신의)の第22話あらすじ(줄거리)&レビュー(ネタバレあり)です。
ウダルチの居所に入った内功を使う刺客はウンスを狙ったわけではなく、手術道具を盗んで去っていく。
そして、荒れ果てた大将房では培養していた解毒剤もダメになっていた。ウンスはチェ尚宮に抱きつく。そして、知りたいことがあると言い、昔の恋人が亡くなった時にチェ・ヨンがどのぐらいつらそうだったかとチェ尚宮に聞く。
「知りたいことはなんですか?」と聞くチェ尚宮。ウンスは解毒剤が失くなったという。そして、作るのに時間がかかるため、天の門が開くまでに完成させることができないと。もし、帰ることを諦めてこの時代に残り、解毒剤が完成しなければ死ぬしか無いのだ。
「それがダメで私が死ねば、彼はどうなるの?」と、ウンス。「残るつもりだったのですか?」とチェ尚宮。「くるってるでしょ?けれども、行ってしまえば本当に狂ってしまいそうで。毎日こう思うはずだわ。彼は大丈夫だろうか?ほんとうに大丈夫?大丈夫なの?」と。チェ尚宮は直接聞いて見たほうがいいと助言する。
徳興君(トクフングン)は断事官(タンサグァン)から元からの王へ冊封するという勅書を渡される。王になってからも特に何かするというわけでもなく、元のいいように振る舞うという。
奇轍(キ・チョル)は断事官にもともとは高麗人だと聞くが問う。断事官は、うまく行けば失われた高句麗の土地をものに出来ると思っていた頃もあったが、世の中は奇轍(キ・チョル)のような持つべき者が持つだけで、残りの者は引きずられているだけだと悟り、土地(国)の名前なんて関係ないとの結論に至ったと述べる。
懐中時計を見る断事官?!
征東行省(チョンドンヘンソン)で名目上の王による尋問が開始される。徳興君(トクフングン)に王妃を拉致した罪で高麗を去れという王。キチョルは元の皇帝の勅書により徳興君が王になったことを伝え、反逆者は恭愍王(コンミンワン)側だという。血を流さずに、臣下たちの決断を待ってくれという王の言を無視し、徳興君は退出する。キチョルは徳興君が王であり王に逆らうものは排除するという理論を立て、部下に攻撃させる。仕方なく応戦するチェ・ヨンたち。
王妃覇王が出かける前に言伝を賜ったと言い臣下に伝える。出兵の教旨と玉璽を臣下たちに任せるので決断しろという。現在王は命の危険に晒されている。ウダルチ12人しか護衛がいない。王を助ければ、すなわち元と敵対し戦争するという決断だ。徳興君が王に冊封されたとの連絡も入る。
戦いの最中、チェ・ヨンの腕は力が入らなくなる、。それでもなんとか敵に対応する。臣下たちは恭愍王(コンミンワン)と徳興君(トクフングン)を天秤にかけ未だに悩んでいる。チェ・ヨンは彼らの決断を待たずに行動すべきと進言するが、王はこれからも臣下の心が揺らぐようでは何もできないと、決断を待つという。
「そう長くは守ることができないかもしれません」と、チェ・ヨン。「私の民衆を戦争に送り出すかもしれないことです。許可(臣下たちの決断)が必要です。」と、王。「臣下たち、民衆を信じますか?」と、チェ・ヨン。「大将、私はすでに、私が民衆の一人だと考えています。」と、王。チェ・ヨンは納得し、臣下たちの決断を待つことにする。
スインとウムジャは助けられ牢を出る。
王となっても徳興君(トクフングン)は王宮に行けない。禁軍がどう動くかわからないからだ。私兵が集結しているのを待っているのだと言うキチョル。
王妃はむしろ自分たちを捨てろという。その言葉が引き金となり、臣下たちは恭愍王(コンミンワン)とともに歩むことを決断する。闘争する徳興君を追うチェ・ヨン。けれども見つけることができなかった。
チェ・ヨンとともにウダルチが居所に帰ってくる。ウンスも向かいでる。大将房に戻り、返り値を浴びた鎧をまとうチェ・ヨンに抱きつく。言葉はない。
王も王妃のもとに帰っている。出かける前に行ったように遅い帰りとなった。「今晩の心配はなんですか?」と聞く王妃。以前約束したように悩みを共有するのだ。王は昼には重臣を動かし、晩には王の心に入り込むと、冗談を言う王。続いてチェ・ヨンにひどい仕打ちをしたと告白する。多くの血を流さないために、彼に血を流させたと。そして自分は名分を得、その対価はチェ・ヨンが払ったと。そのため自分の心は安らかでないと言う。
徳興君(トクフングン)は自分が王だと言い、まだ切り札があると断事官(タンサグァン)に言うも、明日の朝王の軍隊がやって来るため生き延びる機会をつかめと、逃げる手はずを整える。そして、盗んだ手術道具は全て溶かし、その経過を最後まで見届けるよう部下に言い渡す。
徳興君はいつの日か高麗に戻るために、キチョルにすべてを託す。チェ・ヨンを殺すことを委託し、華佗(ファタ)の遺物は最も安全な場所に隠したと伝える。
チェ・ヨンはウンスに師匠から自分に渡った剣・鬼剣の話をする。自分をも刺し、師匠をも刺した剣だ。辛かったからゆめ出会うために寝ていたのかと聞くウンス。「最初は出てきたが、出てこなくなった。待っていたのに」と、チェ・ヨン。「もし、私に会わなかったら、まだそのように寝てばかりだったの?」と聞くウンス。わからないと答え、続けて解毒剤を探せなかったと告げる。そしてこんな目に合わせた徳興君も逃してしまったと。
恭愍王(コンミンワン)は反対勢力の掃討を命じ、チェ・ヨンにはウンスといるようにと言う。解毒剤を失ったことも王から聞かされる。テマンからは狸谷くれていたと聞かされ、チェ尚宮からは自分がいなくなった時のチェ・ヨンの心配をしていること、そしてどうすればいいのかを直接聞けば良いといったことを聞かされる。
チェ・ヨンは断事官のところへ行く。徳興君(トクフングン)は断事官の馬車で逃されていた。ウンスの話になる。解毒剤のない毒だという話をする。ウンスに会って天の人かどうか確認もしたという。どうせ死ぬ人間だとそのままにしておいたと。ウンスのせいでチェ・ヨンが死ぬこともあるため、そばに置くなと忠告する。そしてキチョルにも気をつけるようにと言う断事官。
ウンスは王妃に化粧品を渡し、皮膚がキレイだと愛をたくさん受けると言う。王妃はその言葉から別れの準備を感じる。ウンスは王と王妃の未来について伝えるという。けれども、自分が10年後と言ったら二人はどうする?会わないのかと聞かれ、王妃は納得する。二人はとても長くは一緒にいられない、100年はと、史実を濁し希望を抱かせるウンス。
「だから、日々、今日のように愛してください。言葉では満たせないほど、ただ良いことを。そばに居ても恋しいというように、愛してください。」と、伝える。
王妃の部屋から出てくるとチェ・ヨンが待っていた。すべてを知ってにも関わらずまだ嘘をつき解毒剤をまた作っているというウンスに「それはあなたが死ぬ前にできると?」と、声を荒げる。「今回、一度だけ、一度だけ約束を破ります。」と言い、自分の言ったことを取り消すというチェ・ヨン。
キチョルたちも逃げる支度をしている。けれども、王の部屋に隠してある華佗の遺物に執着するキチョル。そしてウンスにも会うという。どこにいるかわからないというスインとウムジャ。けれど、キチョルはチェ・ヨンの側だと目星をつける。スインはチェ・ヨンの異常を感じ取っている。そして自分がチェ・ヨンの相手をするという。
「明日、発ちます。明日の朝一番に。」と、チェ・ヨン。さっきはあなたの話だけを聞いたから、今度は私の話を聞いてとウンス。「私は薬を作って、ここに残るわ。私は残り、あなたのそばに居て、行くか行かないか、こんな事で悩みながら日々を過ごせないわ。」と、ウンス。
「今、何を行っているかわかっているのですか?」と、チェ・ヨン。「わかっているわ。事がうまく運ばなければ、死ぬかもしれないわ。あなたの目の前で。そうなったら、あなたは私を見守って。最後まで私を抱いて、一人にしないで」と、ウンス。
すぐに発つと言い出すチェ・ヨン。行かないというウンス。「そうやって見送って、その次は?私がどうしているか考えてみたの?私のこと考えたの?生きてるわ。天の世界の私の部屋で生きてるでしょう。ただ生きてるでしょう。夜になると誰もいない部屋にただ戻ってくるでしょう。寝るときにはこういうの。『そこにいるの?』わかってるわ。答えなんて無いことを。そして朝目覚めれば、また一日生きているの。死んでいる人のように。そのように生きていくのがどんなものか、あなたは知らないの?知っているじゃない。あなたもそうだから。」
「あなたが死に臨もうとしているこの数日、私はそばにいることができなくて、私の女を助ける薬を探す代わりに、私は人を殺していたんだ。そんな私がどうしてあなたを守れると?どうしてそばにいられると?」
第23話に続く
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