信義20話あらすじ(ネタバレ有り)前半
信義(神医:シニ/シンウィ:신의)の第20話あらすじ(줄거리)&レビュー(ネタバレあり)前半です。
「私は彼と一緒に歩いた道をまた歩いているわ。そう、これも覚えてる。その日のすべての瞬間を覚えているわ。ここならば百年後のあなたが見つけることができるかと、そんな奇跡を信じることはないけれど、けれど希望が残っているなら、こんな後悔を消し去り」と、フィルムケースにメモを入れ岩の下に隠す未来のウンス。
「数百回も繰り返し考えてみたわ。その日、私達が王宮に戻っていたらどうだったか。そうすれば、王妃は生きていられ、王も崩れなくて済んだのでは?」
「そして、すべてを抱え心が死んだ彼を見守らなくてもよかったのでは?またあの日に戻れたなら、彼を抱きしめ彼の笑顔を見ることができるのなら。たった一日でもそうできるなら・・・。私のように逃げないでウンス。たとえそれがあなたの最後の日になったとしても」
ウンスの状況を心配する崔瑩(チェ・ヨン)。ウンスは「後ろから支えて」と言う。何があったのかと問うチェ・ヨンに何も答えない。もしも王と王妃に何かあったらあなたは大丈夫かと問うウンス。
「帰らなければ」というウンス。天の門に向かって逃げているのにと、チェ・ヨン。「説明して、わかるように」と、チェ・ヨン。フィルムケースをかざし「今王宮に戻れば王妃を助けれれるかもしれない」と、ウンス。一旦近隣の村へ行き、状況を把握してから決めるというチェ・ヨン。
王妃・魯國公主(ノグクコンジュ:노국공주)がどこにもいないとの報告を受け焦り、自ら探しに行くと恭愍王(コンミンワン)。けれども、トチや副隊長の言を聞き入れ王宮で命を出すに留まる。王はチェ・ヨンの消息を確認するもわからないという副隊長。
王は「私は罰を受けているのだ」と、チェ・ヨンの思いを無視したことを後悔する。ウンスについてのチェ・ヨンの願いは今の自分の気持と同じだと、ようやく分かったのだ。
チェ尚宮が断事官(タンサグァン)ソン・ユの印が押された書状を持ってくる。状況を把握するために副隊長に明示ソン・ユを連れてこさせる。もちろん、徳興君(トクフングン)の居所も取り調べ対象だ。
どのようにしてでもチェ・ヨンを返そうとするウンス。「怒ればいいの?」というウンス。続けて「送ります」とばかり言うチェ・ヨンに「そんなに早く送りたいの?」と、難癖をつける。「剣士が剣を使うことを迷うってどういうことよ。そんな事を聞く私の心はどうなのよ?何よ?私のせい?私のせいで武士としてダメになったの?それで王の元も去るというの?それで私がどうなるの?口先だけ守るって、それで何を守るのよ。私の命じゃなくて、私の心を守ってよ」
「どうして私の人生ってこうなのよ。ほんとに好きな人がやっとできたのに、私のせいで牢に閉じ込められないか、武士までやめるって、他のことは話せることはなにもないって・・・。帰りましょう」
すると次の賞金稼ぎが襲ってくる。そして断事官(タンサグァン)が送った刺客と戦う。刺客に切り続ける人生にうんざりしないかと問うチェ・ヨン。
ずっと怒り続けるというウンスに根負けしたチェ・ヨンは一旦帰ることを告げる。けれど、元はウンスを召喚しているのではなく公開処刑すると言っているのだと伝え、それでも帰るのかと問う。
断事官の王妃への書状は印象は合っていたが文字は違っている。真犯人は他にいる。断事官はニセの書状を送ったのかと徳興君(トクフングン)に問う。けれども適当にはぐらかす。王は犯人が徳興君(トクフングン)であることはわかっていると言い、大きな譲歩を決心しつつ呼ぶ手はずを整える。
キチョルはウンスが天の門の方へ行っていないと知り、天の国から来たということを疑い始める。けれど、徳興君(トクフングン)ほかウムジャなども、もともと信じていないという。
恭愍王(コンミンワン)は徳興君(トクフングン)に「王妃、戻してください」と、懇願する。そしてやろうとしていたこと(王位簒奪)をはじめるように言う。徳興君は誰がしたのかは知らないがと前置きした上で、犯人は敢えて取引はしないでしょうという。元出身の王妃を守れなかった王は当然廃位となるし先例もあると。
「王位が必要ですか?それなら持って行ってください。けれど、この国、高麗だけは残してください。叔父上もこの国の人ですから。だから」と、王。徳興君は「ちょっと名前が変わるぐらい」と、取り合わない。「叔父上には国とはそのようなものですか?」と王。「何が違うのですか?」と徳興君。「私はそんな人に国をゆずろうとしているのか・・・」と、悲嘆にくれる王。「どうすればあの人を助けて下さいますか・・・。」と、王。
チェ尚宮が戻ってきたチェ・ヨンを訪ねる。ウンスは会話に割り込み徳興君に会って打開策を見出すという。チェ尚宮は王妃の妊娠を知らせる。ウンスは史実よりも早い妊娠、しかも命を落とす事となる妊娠に「ダメなのに」と言う。そしてチェ・ヨンに王へ謁見するようにと言う。
後半につづく
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