神医（信義）
神医（信義）シニ/シンウィ：신의
MBCの月・火ドラマとして8月13日21時55分から始まる神医（信義）シニ/シンウィ：신의
イ・ミンホ（イ・ミノ：이민호）とキム・ヒソン（김희선）主演ということで話題です。
タイトルですが、今のところ信義なのか神医なのかわかりません。韓国系の翻訳メディアは神医としていましたが、先日公開されたティーザーには信義という漢字がありました。
神医（信義）の公式ホームページの企画意図を読んでみると「王を作ろうとした人の話」とあります。これだけではなんとも言えませんが、その意味では信義のほうがあっているのかなと思います。ただ、サイトのURLに「greatdoctor」とあるので、神医のほうなのかなとも思います。ハングルだとどちらも同じ表記なので厄介です。
さて、時代は高麗（コリョ：고려）のお話です。高麗は918年に始まり朝鮮が建国される1392年まで続いた王朝です。その末期には元に征服され従属していました。元とはチンギス・ハンが建国した国ですね。
日本にも２度攻めてきたので蒙古来襲や元寇という言葉で認識している人は多いと思います。1259年以来元に服属していた高麗の勢力を利用して1274年と1281年に九州に攻めてきたのです。
約100年間服属の憂き目にあった高麗ですが、恭愍王（コンミンワン：공민왕）の治世のもと1356年に元への服属から脱却します。神医（信義）のストーリーもこれを前後に展開していくと思います。
朝鮮の建国年1392年が示す通り、その後は国家が滅亡の途を歩むのですが、主権を奪還した昂揚をラブロマンスに絡めて表現していくのでしょうね。
演出は大望（テマン：대망）や太王四神記（テワンサシンギ：태왕사신기）を手がけたキム・ジョンハク（김종학）です。このことからもわかるように史劇と言うよりはフィクション路線を突き進むでしょう。また、後者の例から言えばCGの多様も見られると思います。でしので、どちらかと言うとファンタジーとして視聴していくとよいでしょうね。