馬医 第2話 あらすじ&解説 ペク・グァンヒョン登場!
2017/12/07
馬医(マウィ:마의)第2話の解説&感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。
大逆人の汚名を着せられたカン・ドジュンに息子として生まれた白光炫(ペク・クァンヒョン:백광현)は、カン・ジニョンの父の機転でジニョンとすり替えたことで死罪を免れました。
一般的に大逆罪の連座制で、男子は死罪、女子は官婢になります。入れ替わったジニョンは揚州(ヤンジュ)に流されることとなりました。どちらにしろ娘は奴婢だからと、恩に報いたのです。
12年後とある島に移り住んだグァンヒョン親子。もちろん血のつながりのないことは隠しています。丑の日に食べられる運命にあった犬を逃がす動物好きなグァンヒョン(子役:アン・ドギュ:안도규)です。
都城(トソン)へ一度も行ったこともなく憧れていたグァンヒョンは、流刑となって当地にいた儒者を師匠として、勉学に励んでいました。その師匠が流刑地を抜け出し都城に帰るということでついていきます。
そこで、田舎者のグァンヒョンは詐欺にあい、師匠からあずかっていたお金も荷物も一式盗まれます。その詐欺師こそ、入れ変わった女の子ジニョンでしたが、このときはヨンダル(子役:ノ・ジョンウィ:노정의)として男の子として生きています。
グァンヒョンは荷物を取り戻そうとして再びヨンダルに会い、盗んだものを巻き上げたチンピラの小屋に潜入します。そこには昭顕世子(ソヒョンセジャ:소현세자)の暗殺に加担した医員が拉致されていました。そして李明煥(イ・ミョンファン:이명환)がやって来て、世子を殺した針術で口封じをします。
二人は死体を川に息するところを見届けたのですが、ヨンダルが声を出し見つかってしまいます。そして逃走。つづく・・・。
第2話はこのような内容でした。
「一緒に逃走」「幼馴染の恋」、李祘(イ・サン:이산)と同じような構図ですね~。もっとも、他のドラマでもこのようなパターンは多いので、韓国ドラマの王道といったところでしょうか。
この予定調和を違和感なく演出するのがイ・ビョンフン監督の技なのです。だから、第2話もしっかりと面白かったです。子役たちも頑張って演技しています!
歴史的には王が第17代孝宗(ヒョジョン:효종)に代替わりしています。彼は暗殺された昭顕世子(ソヒョンセジャ)の弟で第16代仁祖(インジョ:인조)の次男です。兄の不審死を疑問に思いその秘密を解明しようとしているのですが、このあたりの解説は追々していきたいと思います。