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韓国ドラマ馬医6話あらすじ&レビュー 

      2017/12/07

イ・ビョンフン監督が演出する韓国時代劇・歴史ドラマ馬医(マウィ:마의)第6話の解説&感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。

今回は序盤から腹を抱えて笑いました。

変な外国人外の変な日本風の店から逃げる4人が、少し落ち着いてからはじめるやり取りが、よくある手法なのですが、とてもツボにはまりました。

班家の令嬢と思う二人、カン・ジニョンと淑徽公主(スクフィコンジュ)に「正気か?気は確かか?狂ってるのか!」と言ってしまったが最後、跳ねっ返りの公主が黙っていません。ジニョンが止めるのもきかずに「恐れ多くも・・・私はこの国の公主(姫)だ!」と、言ってしまいました。

これが水戸黄門の印籠のように形のあるものなら良かったのでしょうが、口だけで言っても埒が開きません。ほんとにそうかとペク・グァンヒョンが尋ねると、「そうだ。私が公主だ。早く跪かぬか!」と言います。

そんな事は信じられないとばかりにペク・グァンヒョンは「公主ママを初めて見た」と言い、「この方が公主ママならこちらはムスリ?」と、チニョンをムスリ扱いします。そして「そちらが公主ママならこっちは領議政(ヨンイジョン)の息子で、こっちは左議政(チャウィジョン)の息子だ!」と、冗談を言います。

最後のトドメで、「もういいから、そちらは邸宅にお帰りください。そちらは宮廷にお帰りください」と言い、その場を去ります。

軽快でコミカルなこのシーンは、ドラマ イ・サンでも取られた手法ですね。李祘(イ・サン:이산)が初めて丁若鏞(チョン・ヤギョン:정약용)にであった時に、サンは正直に自分は王だといったにもかかわらず、丁若鏞は真に受けずに「そっちが王なら自分は領議政(ヨンイジョン)だ」というシーンがありました。

ムスリというトンイを連想させる単語を使い、イ・サンで使った手法も使うなど、イ・ビョンフン監督のウィットに富んだ演出で、少々疑心暗鬼だったドラマ馬医にすっかりはまってしまいました。

ペク・グァンヒョンが傷ついた闘犬を治療するところを見た淑徽公主(スクフィコンジュ)は自分の愛猫タリも治療できるのではないかと思います。そして、早速行動に出るのですが、さすがに公主ならではの方法でした。

ペク・グァンヒョンは兄貴分と捕まってしまいますが、その兵は漢城府(ハンソンブ)でも捕盗庁(ポドチョン)でもなく禁軍(クムグン)でした。禁軍は宮廷警備の兵ですので、賤民なんかを捕縛することはありえません。もちろん、淑徽公主(スクフィコンジュ)の差金でした。

ただ、捕縛されたのも、罪に問うためではなく子猫のタリの病状を直して欲しかったからです。iずれにしても跳ねっ返りの公主ならではのやり方です。

数日間水も口にしなかったタリですが、公主が甘いものを与えすぎて、下の歯が虫歯になっていたのでした。だから痛みで冷たい水が飲めなかったのです。クァンヒョンはぬるま湯を与えることで問題を解決し、猫の治療も行うということで、公主の覚えもめでたくなります。

チニョンはインジュへのあこがれから医術を志し、彼女が働く一般の庶民を治療する恵民署(ヘミンソ:혜민서)で働くことを希望し挨拶に行きます。けれど、首医女(スウィニョ:수의녀)のインジュは受け入れてくれません。

他のものは幼い頃から修練を重ねて医女となるのに、あなたは違い、地位や権勢を利用して入るというのが、拒否感を示す名分です。そして、そんな道理に合わないことが起きるというなら、インジュは自分が出ていくと言います。インジュに医術を習いたかったチニョン。これからどうするのでしょうね?

チュ・ギペも馬について都城へやって来ます。けれど、清に献上する馬が肺の病にかかってしまったため投獄されてしまいます。特効薬の五蔘散(オサムサン)を受け付けないこの馬には全く打つ手なしです。けれど、4日後には清の使者が到着します。何とかしなければなりません。

クァンヒョンは自分が治療すると李明煥(イ・ミョンファン)に申し出ます。けれど、い・ミョンファンは、お前の命は20両でこの馬は300両だから、失敗したら命を持って償えといいます。それでもクァンヒョンは4日以内に治療してみせると言い切ります。

どのように治療するのかと聞かれ、針で治療するというと、五蔘散しか治療法がないというのにと、皆は驚嘆します。

一方のチニョンは公主から子猫を治療した者の名を聞き驚きます。カンヒョンは死んだはずで同姓同名に違いないと自分を納得させます。

では、また来週~!

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