韓国ドラマ馬医40話あらすじ&レビュー
2017/12/07
イ・ビョンフン監督が演出する韓国時代劇・歴史ドラマ馬医(マイ/マウィ:마의)第40話の解説&感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。
とうとう40話。残すところあと10話です。(延長がなければ)
イ・ビョンフン監督の前作『トンイ』の特集サイトはこちら → トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦い(新規に解説中) トンイ考(以前まとめた34話までの解説)
では、あらすじを少々。
白光炫(ペク・クァンヒョン:백광현)は最後の投薬を躊躇している。薬剤の一部に子供にとっては毒性が強いものがあるからだ。思案を重ねている間にふと灰が目に入る。まさにそうだと新たな処方を思いつく。
そこにチニョンが急を告げにやってくる。イ・ミョンファンが大妃に目通り、チェ・ヒョンウクを召喚したのだ。すでに世子(セジャ:세자)のそばに来ている。チェ・ヒョンウクは最後の処方をクァンヒョンは見つける事ができなかったのだという。
クァンヒョンは功なんかどうでもよく、世子(セジャ)が回復するかどうかが大事だとミョンファンに食って掛かる。チェ・ヒョンウクも出てくる。クァンヒョンの考証な医官としての志を馬鹿にし、最後の処方がわからないのならこちらに任せろという。
クァンヒョンが千金漏蘆湯(チョングムヌロタン:천금누로탕)だと言うと、ヒョンウクは顔色を変える。けれどその処方の重要な変更点がわからないのだろうと問うヒョンウク。
クァンヒョンはヒキガエルの毒を直接使うのではなく、その灰・蟾灰(サメ:섬회)を使った薬剤と、見事に言い当てる。
治腫指南(チジョンジナン:치종지남)もなしに、自力で解答を得たクァンヒョンに対し、驚きを隠し切れないヒョンウク。
顕宗(ヒョンジョン:현종)も世子の様子を見ている。クァンヒョンは湯薬を飲めば大丈夫だが、すぐには作れないために、ヒョンウクの物を使うという。もちろん、時間の余裕はあったのだが、一刻も世子を回復させたいというクァンヒョンの思いによる決断だった。
世子(セジャ)は無事に治癒した。功はどちらにあるのかと外野は喧々諤々しているが、クァンヒョンにとってはそんなことはどうでも良かった。それよりも、治療法を知っていたヒョンウクのことが気になる。ヒョンウクもまた、叩きのめす相手はサアムではなく クァンヒョンだと認識する。
世子の治療が外科術で成功したことで、恵民署(ヘミンソ:혜민서)にも患者が戻ってくる。
淑徽公主(スクフィコンジュ:숙휘공주)とウンソはチニョンを誘い服を仕立てに行く。なんのことかわからないチニョンだったが、婚礼服と聞いて驚く。歳が歳だし高齢出産だし初産だし心配でたまらないと二人にからかわれる。
その後、クァンヒョンが会いにやってくるが、チニョンは顔が火照ってまともに目を合わすことが出来ない。暑いだのなんだのとごまかすが、クァンヒョンに自分のことを考えていたのだろうと見破られる。じゃれあう二人を遠い目で眺めるソンハ。
ソンハは婚礼を上げると父が黙っていないと反対する。傷つくのはチニョンだからと。ソンハはウンソに大変なことになると言う。クァンヒョンは免賤したから大丈夫というウンソだったが、ソンハは両班と良人なら大丈夫だが、両班と賤民はダメだと意味深なことを言う。
公主がすっかり大人になったことを喜ぶクァク尚宮とマ軍官。けれど、マ軍官はこんなに変わってしまうと命を失うのではないかと冗談を言う。縁起でもないことを言うマ軍官に怒るクァク尚宮。
公主は病人を見つけ放っておけず恵民署(ヘミンソ)に連れて行く。
顕宗(ヒョンジョン)はクァンヒョンを呼び功をねぎらう。クァンヒョンを見るとコ・ジュマンを思い出すと。そしてこれからも王室の助けになるようにと言う。
ヒョンウクが恵民署(ヘミンソ)で働くことになる。クァンヒョンに食って掛かる。『お前にとって大切な誰かが目の前で亡くなった時、お前は狂うだろう。何もできないとなった時に、なんでもするようになるだろう、自分みたいに』と、暗示するヒョンウク。
武橋湯飯(ムギョタンバン)で天然痘の患者が出る。公主が世話した患者も天然痘だった。治療が難しいうえに感染力が強く、致死率の高い恐怖の伝染病だ。都城は完全封鎖となる。
公主は患者に触っていた。心配になりクァンヒョンは公主を尋ねる。今日問題なければ大丈夫なのだがといった矢先に、部屋で物音がする。行ってみると公主が倒れていた!
挿入曲 馬医OST たった一つ(オジク タン ハナ:오직 단 하나) ソヒャン(소향)
エンディング曲 馬医OST 辛く苦しくても(アップゴ アッパド:아프고 아파도) イェリン(예린)
第40話に続く
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