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韓国ドラマ馬医35話あらすじ&レビュー

      2017/12/07

イ・ビョンフン監督が演出する韓国時代劇・歴史ドラマ馬医(マイ/マウィ:마의)第35話の解説&感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。

過去のイ・ビョンフンドラマの主人公と違い、クァンヒョンはある程度復讐という負の要素も持っていますね。このぐらいのほうが人間味があって心地よいです。

イ・ビョンフン監督の前作『トンイ』の特集サイトはこちら → トンイ考2 チャン・ヒビンとの戦い(新規に解説中)   トンイ考(以前まとめた34話までの解説)

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では、あらすじを少々。

白光炫(ペク・クァンヒョン:백광현)が足を切断すれば治るというと、オ・ギュテ親子は衝撃を受ける。息子が外科術など見たことも聞いたこともないと言うと、クァンヒョンはあなたの見聞が全部だと思わないでくれという。けれど、一介の医員がソンビ(儒者)に教えを述べるとは何事かと跳ね返される。

しかしながら、クァンヒョンは説明を続ける。次の日にはももまで症状が上がり、更に次の日には熱いのか冷たいのかもわからなくなり、3日目には患部が冷たくなり、4日目には全身が熱にやられどうにもならなくなると言う。

クァンヒョンは、信じるか信じないか、はやく結論を出さなければならないと付け加え、助けたいという意志を伝える。日が立てば立つほど治療が難しくなると。

 

イ・ミョンファンがついに特別施療庁(シリョチョン)が拒否した患者を治療して回っている医員のことを知る。そして究明に乗り出す。

淑徽公主(スクフィコンジュ:숙휘공주)ソンハを見舞う。カヨンはクァンヒョンの頼みを受け治腫院(チジョンウォン)のソンハの状況を調べに来たが、どこに治腫院があるのかわからない。

そして、クァク尚宮をおばさん呼ばわりして場所を聞く。ノボリに治腫院と書いてあるのを見つけ、一応礼を言って中に入る。

クァク尚宮はおばさん呼ばわりされて怒り心頭だったが、マ軍官からもおばさんと呼ばれ、極めつけは事情を説明した公主にもおばさんと呼ばれ踏んだり蹴ったりだ。

イ・ミョンファンはどんな医員もオ・ギュテを治療できないと顕宗(ヒョンジョン:현종)に報告する。朝廷の重臣たちもお前でダメなら華佗(ファタ)でもダメだと言う。そこに例の噂が本当だったと報告が入る。謎の医員に治療された患者が集められイ・ミョンファンが確認すると、本当に完治していた。驚きを隠し切れないミョンファン。

 

クァンヒョンが予言したとおり、オ・ギュテの症状は悪化した。熱湯と冷水を患部にかけても全く感覚がない。そのころクァンヒョンはなんとしてでも手術をするという意志を固め準備を始めていた。そこにオ・ギュテ宅の家令が急を告げにやってきた。

クァンヒョンが診察すると病状が悪化していた。息子はなんとしてでも助けてくれと懇願する。そうして外科術により足の切断が行われることとなった。息子も意を決してその様子を見届けるという。

 

そのころ、ソンハがようやく意識を取り戻す。けれども、義禁府(ウィグムブ:의금부)では彼の人相書きが準備されていた。また同じ頃、外科術の様子が気になりオ・ギュテ宅へ行こうとするサアム捕盗庁(ポドチョン:포도청)の兵が逮捕しにやってきた。謎の医員だという嫌疑だ。

クァンヒョンの行った手術は成功した。薬を取りに行った家令がサアムの逮捕を目撃しクァンヒョンたちに報告する。飛び出そうとするクァンヒョンを静止したカヨンは自分が行くという。クァンヒョンは患者を見ろと言われ、責任をまっとうすることに。

逮捕されても自分のペースを変えないサアム。自分たちの医術を邪術と言われて、宋や明の医学書や医術の例を上げ、医官の無知を指摘すると共に、お前たちのやっていることのほうが詐欺だと咆哮する。

クァンヒョンはオ・ギュテ宅でイ・ミョンファンに対する決意を固める。『こわいですか?あなたの恥と私欲が明るみになることが?これからはあなたの手により何も失われません。師匠も私の患者も、あなたが置き去りにする命を生かします!』と。

インジュは外科術を行ったのがサアムだとようやく知る。(なぜ今まで思いつかなかったのでしょうね~?)。

イ・ミョンファンは治療した医員は若者だったといい、真実を話せと問い詰める。けれどサアムはお前はもう終わりだと悪態をつく。ミョンファンは怒り胸ぐらをつかむ。そこにインジュが『お師匠様!』と言い入ってくる。

イ・ミョンファンは王に謀略で何でもない患者を送り込んできたと報告する。サアムは『アイツを信じる。私でなく本当に天が遣わした手』と言い、王も知っている患者を救うと付け加える。

オ・ギュテの病状はまだ安定していないが、全身全霊で救うことを誓うクァンヒョン。

ウンソにソンハのことを説明する兄。チニョンが絡んでいるのだろうと言う。そこに清から手紙が届く。驚愕する兄。

オ・ギュテに異変が起きる。見た目には病状が急変したように見えるが、これは瞑眩現象で一種の好転反応だ。それを見たクァンヒョンは手術の成功を確信し、回復に向かうことを息子に告げる。

 

インジュはチニョンにサアムの開放を頼む。チニョンは直接顕宗(ヒョンジョン)に話をすると言い大殿に行き説明する。顕宗はチニョンの話に耳を傾けるも、一国の首医の言も尊重しなければならないと言う。

門前では民衆が医員を助けるようにと集まり訴えている。その民衆たちを兵が蹴散らす。

連行されるサアム。カヨンはいつもは付けない『様』をつけ『お師匠様』を連呼する。けれどどうにもならない。カヨンはオ・ギュテの家に行きクァンヒョンに会う。患者がいない。不安が募るカヨン。クァンヒョンは『その時がきた』と言うだけだ。

そのころ大殿前では驚愕の事態が起きていた。絶命寸前のはずのオ・ギュテが息子に連れられ入宮していたのだ。しかも片足で!それを見る顕宗やイ・ミョンファン、チニョンの驚きは言うまでもない!

 

挿入曲 馬医OST  たった一つ(オジク タン ハナ:오직 단 하나) ソヒャン(소향)

エンディング曲 馬医OST  辛く苦しくても(アップゴ アッパド:아프고 아파도) イェリン(예린)

第36話に続く

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