韓国ドラマ馬医22話あらすじ&レビュー
2017/12/07
イ・ビョンフン監督が演出する韓国時代劇・歴史ドラマ馬医(マイ/マウィ:마의)第22話の解説&感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。
チャン・インジュを演じるユソンの演技、安定していてとてもいいです。
彼女が登場するとドラマがきゅっと引き締まって平均値が上る感じです。
では、あらすじを少々。
首医女チャン・インジュはイ・ミョンファンが白光炫(ペク・クァンヒョン:백광현)を見て、かつて兄のように慕っていたトジュンの面影を見て、つい、「ナウリ」と言ってしまう。けれど、この時には何も打ち明けることができなかった。(ナウリ:目上の男性への呼称)
イ・ミョンファンがカン・ジニョンとの婚礼を強引に進め、カン氏の家門の財産と格を欲しがる父に対して、イ・ソンハは反発する。自分はチニョンの心がほしいというのだ。けれど、いくら科挙で主席の壮元(チャンウォン)となったとはいえ、政治には金がつきもので、ミョンファンはそのことを言っているのだ。
治腫庁(チジョンチョン:치종청)ではコ・ジュマン自ら外科的治療の授業に当たっている。さすがに技のキレるクァンヒョンを頼もしげに眺めている。そして今度は立場を逆にして司僕寺(サボクシ:사복시)で馬の腫瘍の治療法を学ぶ。
チニョンに黙って馬の治療を行ったことにチニョンは可愛い嫉妬をする。そのためクァンヒョンは会わせたい馬もいるということで、チニョンのために実習をすることを約束する。
チニョンが家に帰ると婚礼の贈り物などが右往左往していた。イ・ミョンファンは乗り気でないチニョンを問い詰める。カンヒョンに引っかかっているのだと確信を持つミョンファン。チニョンは謝るだけだった。
トジュンの鍼を見て思いつめているインジュ。コ・ジュマンは悩みを察して茶をすすめる。インジュはついにチニョンがトジュンの本当の子ではなく、クァンヒョンがトジュンの子だということを告白する。そして自分とペク・ソックとで殺される寸前だった子をすり替えたのだとも付け加える。
そのころ、左議政(チャウィジョン)の嫁ソ・ウンソとクァンヒョンは謀略に巻き込まれていた。ニセの手紙によって二人は密会をしているように仕向けられ、捕盗庁(ポドチョン:포도청)に捕まってしまったのだ。
両班家のしかも未亡人が賤民と密会をしている。賤民が高貴な女性に手を出すことは人倫に反する罪・綱常罪(カンサンチェ:강상죄)で、死罪となる大罪だ。
この手の罪は一般の罪と異なり国の綱紀をを司る義禁府(ウィグムブ:의금부)のかんかつであるため、捕盗庁から引き渡されるクァンヒョン。相手が相手だけに臣下は全て知ることになり、顕宗(ヒョンジョン:현종)に処断を求める。
一連の策略はもちろんイ・ミョンファンの仕業であり、左議政家には害を加えられないようにウンソのウソの証言をでっちあげられ、クァンヒョンにだけ罪が及ぶように仕向けられた。
絶体絶命の状況に陥るクァンヒョンだった。
エンディング曲 馬医OST 新曲
第23話に続く
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