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韓国ドラマ馬医19話あらすじ&レビュー 

      2017/12/07

イ・ビョンフン監督が演出する韓国時代劇・歴史ドラマ馬医(マイ/マウィ:마의)第19話の解説&感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。

第19話を見て特に思ったのが、このドラマの役者の演技レベルが非常に高いことです。

約一名大いに難のあるソ・ウンソ役のチョ・ボアもいますし、イ・ソンハ役のイ・ソンウ大妃役のキム・ヘソンもあまりうまくありませんが、他の俳優は水準以上です。その中でもイ・スンジェ先生はやはり別格です。イ・ミョンファン役のソン・チャンミンとのやり取りにはくらっときてしまいました(笑)

では、あらすじを少々。

イ・ミョンファンは白光炫(ペク・クァンヒョン:백광현)の処分を三医司(サムウィサ)会議にかけ、コ・ジュマンを追求する。恵民署(ヘミンソ:혜민서)から出て行けという意見が多勢を占める中で擁護するのはコ・ジュマンだけだ。

医生たちはクァンヒョンとともに学べないと皆引き払ってしまう。一人残っていたユン・テジュはその理由を、クァンヒョンが悪いわけではなく異質だからだと述べる。

医生だけでなく今度は医員たちもイ・ミョンファンの先導によりサボタージュを行い出す。そのため、各部署では人手が足りず、患者で溢れかえっている。

事態の収集のためクァンヒョンはイ・ミョンファンを訪ね、自分が恵民署(ヘミンソ)をやめることで事態を収集してくれるようにと頼む。その願いは聞き入れられ、一旦混乱は収束に向かうことに。けれども、カン・ジニョンはここまで苦難を乗り越えてやってきたのに辞めるとはと、恵民署からさることを反対する。けれどどうしようもない。

淑徽公主(スクフィコンジュ:숙휘공주)も大妃にクァンヒョンのための懇願を行うが、甲斐もなく事態は好転しない。

父の行いに我慢ができないイ・ソンハと、妹を救ってくれた大恩のあるソ・トゥシクは、ソンビ(儒者)としての道理を曲げず不当な処分やサボタージュを追求しようと同調する。

臣下たちはコ・ジュマンの処分を主張し顕宗(ヒョンジョン:현종)に迫る。頑として断る顕宗。立ち上がりその場をたった顕宗は腹部に痛みが走り倒れてしまう。

首医のコ・ジュマンや御医たちが話し合っても、病名がわからない。症状を一つ一つ言いながら「たった一つ一致する病気がある」と、コ・ジュマンが言う。

コ・ジュマンは司僕寺(サボクシ:사복시)にいるクァンヒョンを訪ね、牛黄になっている牛を見せてもらう。そして、その病状をの解説を聞く。灰色の便、毒素が全身に回り死に至るなど、途中の症状は一致している。

コ・ジュマンは覚悟を決めクァンヒョンの診断と処方を選択する。もうそれしか方法がないのだ。もし失敗したらふたりとも命はない。クァンヒョンも覚悟を決める。もちろんイ・ミョンファンは反対するが、御医の自分がなんの処方もできないために受け入れざるをえない。

すべての投薬を終え経過を見守るコ・ジュマンとクァンヒョン。にわかに王の容態が悪化する。コ・ジュマンが応急処置を施し事なきを得るが、大妃を取り込んだ左議政(チャウィジョン)チョン・ソンジョとイ・ミョンファンがコ・ジュマンから王への診察を止めさせ捕縛する。

その間、病状を首医女チャン・インジュから聞くクァンヒョン。病状が変わらないと思ってそう報告するが、クァンヒョンは小さな変化を聞き逃さなかった。吐瀉したものと便から胆石は出なかったが、灰色から緑色に変わったというのだ。

コ・ジュマンが捕縛され牢に連れられようとしている。クァンヒョンはその場にやってきて、王の病状が回復しつつあることを大妃に告げる。

第20話に続く 

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