韓国ドラマ馬医17話あらすじ&レビュー
2017/12/08
イ・ビョンフン監督が演出する韓国時代劇・歴史ドラマ馬医(マイ/マウィ:마의)第17話の解説&感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。
その前に馬医のカタカナ表記について。
正直なところ正解はわかりません。外国語を日本語で正しく表すのはこんなんですし、言語ごとの特徴があるので日本人による日本語の発音とは乖離があるのは当然で、その日本語の表音文字での表記には限界があります。
さてさて、ストーリーは相変わらずベタなのですが、それでもはまらずにはいられない状況が続いています。
では、あらすじを少々。
白光炫(ペク・クァンヒョン:백광현)の処置により脳出血を起こし死んだはずの患者が生き返った。その話で持ちきりの恵民署(ヘミンソ:혜민서)。クァンヒョンは鍼術を施しただけでなく、体温の低下を避けるために土を使って、患者の保温までしていた。動物が本能的に行う地熱による体温保全を応用したのだ。
脳出血の患者は仮死状態になった時に診断を下されみんなが死んだと思っていたのだ。患者を再診したコ・ジュマンは回復に向かうだろうと言い、クァンヒョンを褒め称える。
李明煥(イ・ミョンファン)はコ・ジュマンに対し、一介の医生が鍼を打つとは許されないことだと主張するが、コ・ジュマンは馬医出身の医生がうまくやったことへの反発ではないかと真意を見抜き一蹴する。
教授のクォン・ソクチョルは試験を受けなかったクァンヒョンを不合格にするが、イ・ソンハは人を助けた者をそのようにすることは許されないと再試験の機会を与えるように言う。
カン・ジニョンはいつも驚かされるとクァンヒョンを褒めるが、当のクァンヒョンはよくやったという自覚はそんなにない。けれどほめられて悪い気はしないクァンヒョンだったが、あえて鍼の技を教えると小銭を要求し冗談に引き込む。
淑徽公主(スクフィコンジュ:숙휘공주)は結局風邪を引いた上にクァンヒョンを訪ねてきた女性が気になり泣きっ面に蜂だ。けれどもっと辛いのは、その女性の正体を暴くように言われた馬軍官だった。
ソ・ウンソを訪ねるチニョン。ウンソの乳房にできている腫瘍のことを話している。寡婦となったこともあるが、その腫瘍のために死のうとしたのだった。けれど幸い薬で治る。ウンソは行きたいという思いは当然で恥じることはないというクァンヒョンの言葉を受け、自分の真意もそうだということを打ち明ける。
ウンソがクァンヒョンを訪ねる。腫瘍のことはクァンヒョンが気づいたのだろうが、両班家の子女に触れたことを隠すために、チニョンに伝えさせたのだろうと言う。そして、ありがとうと、命だけでなく心まで救ってくれたことへの感謝の意を伝える。
イ・ミョンファンはクァンヒョンへの妨害工作のためクォン・ソクチョル教授を呼ぶ。
牧場で飼っていた馬ヨンダルが司僕寺(サボクシ:사복시)にやってくる。選ばれてやってきたことを誇りに思うクァンヒョン。
顕宗(ヒョンジョン:현종)に謁見するコ・ジュマン。医官を選抜する医官取才(ウィグァンチィジェ)に向けて提案があるという顕宗。なにか企んでいるようだ。
チニョンにヨンダルを見せようと探すも見当たらない。そこにソンハがやって来て少し話をする。父とは違い才能のあるものは尊重するが、外に出れば両班と賤人であり、そのことをわきまえろと言われ意気消沈するクァンヒョン。
普段は欲心のないクァンヒョンだったが、ソンハに言われた言葉を受け、試験に合格し医員になろうと決心する。そうすれば免賤され賤人ではなくなり、チニョンとの身分の差もぐっと縮まるからだ。そんな心情を抱えているため、チニョンに話しかけられてもぶっきらぼうに接してしまう。
2次試験の臨床試験が始まる。臨床は競合であるため、二人一組となり対戦する形式だ。誰もが秀才ユン・テジュとは当たりたくないが、なんとその対戦相手となったのはクァンヒョンだった。もちろんイ・ミョンファンの差金だ。
その試験で診察する患者は王族だった。もちろん医生たちには知らされていない。そして、二人が診察する相手は、なんと顕宗(ヒョンジョン:현종)だった!
第18話に続く
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