韓国ドラマ馬医11話あらすじ&レビュー
2017/12/07
イ・ビョンフン監督が演出する韓国時代劇・歴史ドラマ馬医(マイ/マウィ:마의)第11話の解説&感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。
白光炫(ペク・クァンヒョン:백광현)の頬に淑徽公主(スクフィコンジュ:숙휘공주)がキスをする。ちょっとこの演出的はやりすぎた感じがあります。BGMも古典的で・・・。
笑いを誘う描写がスベるかどうかの瀬戸際で、賛否がはっきり分かれそうです。
さて、第11話は胸満になった同僚馬医を医員がいない状況で助けるという現行法で言えば緊急避難に該当する医療行為をクァンヒョンがやってしまったことの良否がメインのストーリーでした。
馬医の身分でありながら医員が行う人体への鍼治療は、現代の医師法違反と傷害罪という罪ではなく、朝鮮時代においては身分を超えた事による罪を問われるものです。朝鮮では医師免許などあるわけではなく、常民の上層階級である中人(チュンイン)が医員となっていたわけですから、賤民がその階級に許された行為を行えるはずもありません。
もちろん、朝鮮は法治国家ではなく人治国家であるため、鶴の一声さえあれば活躍の場はどんどん広がっていきます。ラストシーンではクァンヒョンは捕縛されてしまいますが、どこからか助け舟が出て医術の道へ進むことになるのでしょう。
第11話はそう複雑な話ではなかったため、第12話でどのように医術への門戸が開かれていくのか、クァンヒョンはどうやってピンチから脱するのか、期待して待とうと思います。
第12話に続く
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