ソ・ウンソ役のチョ・ボアの演技力にクラクラ 馬医17話
2017/12/08
イ・ビョンフン監督が演出するチョ・スンウ(조승우)、イ・ヨウォン(이요원)主演韓国時代劇・歴史ドラマ馬医(マイ/ばい:마의)第17話の解説&感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。
イ・ソンハにチニョンとの身分の差を自覚しろと言われた白光炫(ペク・クァンヒョン:백광현)は、いらいらをつのらせます。そして、唯一の身分上昇の道である医官になることを、本気で目指していくこととなりました。
そのクァンヒョンの前に患者として現れたソ・ウンソ。彼女との出会いが吉と出るのか凶と出るのかは今後のお楽しみとして、今回はそのソ・ウンソをチョ・ボアの演技力についてお話しましょう。
チョ・ボアが馬医(マイ:마의)に出演するということで、当時はそれなりに話題となりました。
韓国では珍しい天然美人であり、地上波でのドラマデビューとなったからです。しかもそれがハードルの高い時代劇であり、巨匠イ・ビョンフン監督の作品への大抜擢ということもあり、いやがおうにも盛り上がりました。
結果は大惨敗。
吹き替えで見ている方はわからないと思いますが、セリフの棒読み度が凄まじく、見ていて違った意味でクラクラするほどです。特に時代劇ファンは演技にうるさいため、『没入度を下げる』とか『出番を削れ』とか、散々な言われようをしました。
特に時代劇には芸達者な役者が多く出演しますので、その差異が目立ってしょうがなかったのです。
他にもイ・ソンハ役のイ・ソンウも正直いってあまり演技はうまくないと感じます。けれど、彼の場合にはチョ・ボアがいたからかさほどバッシングは受けませんでした。
若者にもドラマをある程度受け入れてもらうために彼女は登用されたわけですが、それが返って裏目に出てしまったという一例です。やはり、デビュー作で史劇というのは無謀だったのです。現代劇でそれなりに修行を積んでから出るべきでした。
結局、馬医が終わってから彼女はドラマには復帰していません。おそらくは大学でみっちりと演技の勉強をしているのでしょう。
次回作への復帰が待たれますが、まずは無理なく演技できるものを選択してほしいものです。
【参考】 顕宗(ヒョンジョン:현종) 韓国歴史ヒストリア
第18話に続く
挿入曲 馬医OST たった一つ(オジク タン ハナ:오직 단 하나) ソヒャン(소향)