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Dr.JIN(ドクター ジン)8話レビュー&あらすじ(ネタバレ有り)

      2017/12/08

Dr.JIN(ドクター ジン:닥터 진:JIN-仁- 韓国版)の第8話レビュー&あらすじ(ネタバレ有り)です。

ジンヒョクを迎えたヨンネの母は、話があると言って切り出した。「まもなくヨンネが従事官(キョンタク)と婚礼を挙げることになったの。婚礼を控えた娘のいる家に、他の男が住んでいるのはみっともなくて」と、居所を変えるようにと頼んだ。

息子を救ってくれた恩を思いすまない気持ちも大きいが理解して欲しいと。快く「ハイ」と返事をするジンヒョク。ヨンネはいたたまれない。

ヨンネは婚礼を伸ばしたいと母に告げる。「しないというわけではなく遅らせたいのです。急がないほうが良いようなのです。今このような状態で婚礼を上げると従事官に心の罪を犯すようで。」と。ヨンネの母は「なんてことを言うの。左相(左議政キム・ビョンヒ)の下命というのに。」と激怒する。

ヨンネの母は家門のことを思い、また娘と息子の幸せのことを思い権勢家門に嫁がせようとしたのだ。それが母親というものだと。けれど、ヨンネはジンヒョクへの恋心が芽生え始め、後ろ髪惹かれる思いでいる。

ヨンネの母は「娘を売る母にさせたいのだね」と、娘が婚礼を伸ばそうとする心を牽制する。「亡くなった夫に顔向けできない」とその場から立ち去るヨンネの母。 朝早く、ジンヒョクがヨンネの家から出ていく。「そんなに急がせるつもりでは・・・」と、ヨンネの母。

ヨンネはジンヒョクを追いかけ「先日わたしに言ったことはどんな意味だったの?他の世界の話のこと」と。ジンヒョクは「何でもないです。気にしないで。婚礼おめでとう」と言って立ち去った。

活人署(ファリンソ)に着く。ホ医員には「追い出されたのか?」と言われる。しばらくは活人署(ファリンソ)住まいだ。民衆がペニシリンを手に入れようと銭を持って押しかけている。けれどジンヒョクは「医員と親しかろうと両班であろうと金を持ってきても駄目だ。第一に必要な患者に処方する」とつっぱねる。

 

キョンタクがヨンネを誘い散策へと出かける。キョンタクは「あなたと出かけられて気分がいい。表情はどうした?婚礼が早まって気乗りしないのか?」と。ヨンネが何か言おうとした矢先、その言葉を遮って、見せたいものがあるとヨンネの手を引き連れて行くキョンタク。

「ここがどこだか知っているか?幼いとき、初めて剣術を習いヨンヒに大敗を喫したんだ。くやしくて、その時から雨が降ろうが雪が降ろうが一日も休むことなく練習した。 その時、毎日修練を終える度に念を押すように刻んでおいた文字があるんだ」と言って、ある岩を見せる。

その岩には「永来(ヨンネ)」と刻まれていた。キョンタクは「永遠に待つつもりだった。 あなたがが私のところに来てくれるまで・・・私のところに来てください(ネゲ ワジュシオ:내게 와주시오)」と、求婚した。

 

妓房ではイ・ハウンとホン・ヨンヒが盃を交わしている。ハウンがヨンヒを部下として勧誘しているのだ。鼻で笑うヨンヒ。「八道を遊覧すると言っていたのに、今度は盗賊の懐柔か?」と。ハウンは「白丁が扱えば肉を切る刃物も、将帥が持てば野蛮人を退治するものに変わる。誰が扱うかにより用途が変わる。お前の器が大きいと踏んでるということだ」と。

その言葉にヨンネの態度も変わり続きを聞く。「誰を狙うのか?」と。ハウンは「この朝鮮だ。李氏王朝の国じゃなく、安東金氏(アンドンキムシ)の朝鮮だ。この腐った枯れ木を根絶やしにしてやる。お前がオレの刃になってくれないか?」と、決意を顕にする。

 

ジンヒョクは高貴な女性のコブの手術にとりかかる。そこに突然夫が乗り込んでくる。両班の女性に傷をつけることに怒っている。ジンヒョクとホ医員は簀巻きにされる。夫人は「痛みなどではなく、本当に怖いのはあなたです」と。コブのせいで家にも帰ってこない夫の心離れが怖いと、今までかみしめていた心の奥の叫びを吐露する。

ホ医員は彼女が大妃(テビ)の一番可愛がっている姪だと気がつく。大妃は王の母に当たる人だ。●昨日は、王大妃(ワンテビ)だった第24代憲宗(ホンジョン:헌종)の継妃・孝定王后(ヒョジョンワンフ:효정왕후)だと予想しましたが、大王大妃(テワンテビ)趙氏の姪でした(笑)。この時代は内姪婦が複雑なので、来週完全に正体がわかった時点で詳しい解説を入れます。●

夫人の訴えに考えを変えた夫は、手術を承諾する。無事成功する。ジンヒョクは術後に、自分がハウンに利用されたことに気がつく。ハウンは大妃(テビ)とのつながりが欲しかったのだ。

御医ユ・ホンピルは活人署(ファリンソ)の誰かを買収し間者にしている。

キム・ギョンタクとホン・ヨンヒが妓房で杯を交わす。ヨンヒは「もし我が家に、いやオレに何かあっても、ヨンネだけは守ってやってくれ!約束してくれないか?」と。キョンタクは「こいつ、もう酔ったのか?オレが死んで彼女が助かるならオレが死のう。もし彼女が死んでオレが生きていても、オレは死ぬだろう」と思いを述べる。

妓女チュノンが入ってくる。イ・ハウンとジンヒョクがやってきたので、キョンタクは同席を促す。ハウンはキョンタクに婚礼することへの祝いを述べる。ヨンヒに対しても左相と縁戚になるなと祝辞を述べる。

キョンタクはジンヒョクに酒をすすめるも断られる。「どうしてだ?婚礼を祝う席が気に入らないのか?」との問にジンヒョクは「気に入る気に入らないが重要ですか?」と返答する。明らかに気に入らないのだ。キョンタクもヨンネの家にジンヒョクがいたことが気に入らなかったと打ち明ける。

キョンタクは席を立つジンヒョクに「オレはお前がすごく気になる。いったいどんな考えをしているのかわからないからな。オレだけが気になっているのだ。いきなり幽霊のように現れて神業的医術を使う奴の正体が何か。」と。

ジンヒョクも「一言だけ言わせてもらいます。お嬢さんを幸せにできますか?どうか幸せにしてください。」と、言い返す。言われる筋合いはないというキョンタクの表情。チュノンが部屋から出てきて「距離をおいて。お嬢さんに大きな災いが起きます。お嬢さんはあなたが思ってる人ではありません」と、意味深なことをいう。占いによるものか?はたまたチュノンの意思なのか?

 

ヨンネはジンヒョクが住んでいた部屋から出てきたところを兄に見つかる。そして「初めて会った時から不思議に惹かれる人でした。しきりに考えたり、胸が高鳴ったり。どうしてだか私にもわかりません。ダメなのはわかっています。だから、数枚の服を置いて行かれました。何も残さなくするつもりです。未練も、後悔も」と、心の中を打ち明ける。

大妃の姪の容態が急変する。ジンヒョクは診察し、心配ないという。ペニシリンさえ打てば問題ない。

ヨンネはジンヒョクの服を持って活人署(ファリンソ)へ出かける。すると怪しい人影。そして火の手が。ペニシリンを製造している部屋が放火されたのだ。ヨンネは危険を顧みず飛び込む。そこにジンヒョクが戻ってくる。ヨンネは部屋の中で倒れ大やけどを負う。ジンヒョクは「アガシ(お嬢さん)!」と言って飛び込んでヨンネを救出する。●なぜヨンネがいることがわかったんでしょうね?●

ジンヒョクは「手術の傷口に炎症が起きている。心配ない。冷やせば良い。抗生剤だけ使えばいい」と、心のなかで問診する。水ぶくれの切除には痛みを伴うとヨンネに説明し、切除をはじめる。ヨンネはかろうじて1回分のペニシリンを持ちだしていた。「薬のために・・・」ジンヒョクはため息をつく。

キョンタクが駆けつけ、別の場所に移そうとするもジンヒョクが止める。ジンヒョクは「私を恨んでもいい。今は治療が優先だ」という。キョンタクは「よく聞け、彼女に何かあったらお前も無事ではないぞ!」と警告する。キョンタクはヨンネに「とても不安にさせる人だ。私の心は落ち着かない」と、ヨンネに対する不満を漏らす。ヨンネは不審者を見たことをキョンタクに告げる。

ハウンが駆けつける。大妃の姪の容態が芳しくないとジンヒョクに報告する。「薬がなくてどうするのか?」と。ジンヒョクは一つだけ残っていてお嬢さんが何とか持ちだしたものだと告げる。そして、ペニシリンがない場合には今後、命の危険にさらされる可能性もあることも告げる。ハウンは他でもないヨンネ嬢に使うべきだといい、私の心配はするなと良心をのぞかせる。

ジンヒョクは民衆に説明したことをヨンネに告げ「お嬢さんが救った薬ですが、今すぐ必要な患者がいます。その方に先に薬を使います。」という。ヨンネは「賢明な判断です。そうしなかったらジン医員に失望したことでしょう。私は大丈夫ですから、早くその方のところに、さあ!」という。

 

左議政キム・ビョンヒたちはジンヒョクとイ・ハウンの動向を注視している。政敵とのつながりが見えたからだ。

ヨンネの母はヨンネを連れ戻した。ジンヒョクとの関係を憂慮してだ。そこにジンヒョクがやってくる。ヨンネの母は嫌悪感を示すが、ちょうどその時ヨンネの容態が急変する。ジンヒョクは「チョゴリを脱がして!早く!」と強い口調で言う。傷口を見てみると炎症が始まっていた。大変だ。

調査の結果、活人署(ファリンソ)は放火と断定された。宿直だったのにいなくなったホ医員に嫌疑がかかる。

キョンタクがヨンネのもとに駆けつける。ヨンネが救い出した薬を他人に使ったと聞き、キョンタクの怒りは頂点に達す。「彼女はどうするんだ?(ジンヒョクの腹部に拳を入れる)警告したはずだ。薬があろうとなかろうと彼女を助けろ。それができなければお前の命もないぞ!」

チュパルたちがそぞろ歩きをしていると、ホ医員がリンチされているところに出くわす。仕方なく助ける。ジンヒョクは「ペニシリンさえあれば」と苦悩する。ホ医員は横流ししていたペニシリンを取り戻し持ってきた。これでヨンネは助かる。キョンタクはジンヒョクに礼を言う。けれど、二度とヨンネの前に現れるなと釘を刺す。「オレが幸せにする」と。

 

キム・テギュンは父からの信任のなさにやけ酒を飲んでいる。そんな弱みに付け込み御医ユ・ホンピルが興宣君(フンソングン:ハウンのこと)とジンヒョクの暗殺を提案する。それが左議政キム・ビョンヒの望みだと。

ジンヒョクは今まで起きたこと、そして現代で起きたことに思いを巡らす。「そう、ここは最初からボクのいる場所じゃない。帰らなければ、ミナがいる場所に。けれど、どこに行けばいいのか」

ヨンネが目覚める。ジン医院を探す。妓房からの使いが暗殺の危険を知らせる。ハウンも「ついに大妃ママに会える!」と喜んでいた矢先に危険な目に遭う。けれど、ヨンヒが助ける。ヨンヒは新しい朝鮮のためにハウンに協力することを決めたようだ。

ジンヒョクのところにはヨンネが駆けつけ、間一髪で危機から救う。完治してない体で走ってやってきたのだ。本気で諫めるジンヒョク。けれどヨンネは「生きていてくれてありがとう」と。そんなヨンネにジンヒョクは「帰ってください」という。ヨンネは「いったいどこへ?まさか永遠に去ると?行かないで。行くところがない、記憶が無いと言っていたではないですか。それ何にどこへ行くというのです」と。

ジンヒョクはついに「私はここにいてはいけない人間です。他の世界からやってきたのです。ずっと先の未来から」と、告白する。

ハウンはついに大王大妃(テワンデビ)に謁見することに。

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