韓国ドラマあらすじ団OLD

過去に放送された韓国ドラマの情報をまとめている、韓国ドラマあらすじ団の別館です。

Dr.JIN(ドクター ジン)12話レビュー&あらすじ(ネタバレ有り)前半

      2017/12/08

Dr.JIN(ドクター ジン:닥터 진:JIN-仁- 韓国版)の第12話レビュー&あらすじ(ネタバレ有り)前半です。

ハウンが賜薬(サヤク)を飲もうとした時、民衆が押しかけてきて官吏を襲いはじめた。いったい何が起こったのかわからない。けれども、ジンヒョクは晋州民乱(チンジュミンナン:진주민란)だと気がつく。

1862年2月18日に慶尚道、現在の慶尚南道晋州(キョンサンナムド チンジュ)で発生し、その後全国に波及した民乱だ。ヨンヒの置き手紙には晋州へ行くとあった。また、キム・ギョンタクも左遷されてこちらに来ている。左議政キム・ビョンヒはキョンタクに乱の鎮圧をさせるよう命じる。異腹兄のキム・テギュンは左遷されたものに任せることに不服だ。

趙大妃(チョテビ)が回復する。左議政と対面してハウンの処分について話している。左議政が下した処分はハウンとともに趙大妃(チョテビ)の権威を失墜させる狙いがあったのだ。そのことを趙大妃(チョテビ)はそう指摘している左議政を咎めるも、糠に釘だ。「賜死を撤回させてもよいであろう」との趙大妃(チョテビ)の言に、左議政は「なさりたいようになさってください」という。

「すでに禁府都事(クンブトサ)は出発しているので、撤回は間に合わないでしょう」と、ほくそ笑む左議政。けれども、趙大妃(チョテビ)は擺撥(パバル:파발:軍事用の高速伝達機構)を使うことで、賜死撤回の御命を早急に届けさせよと命ずる。左議政の顔色が変わる。間に合うかもしれないからだ。

ハウンの処分より民乱への対処が必要との趙大妃(チョテビ)の言に、キム・ビョンオクは、すでに左議政が手を打っているという。趙大妃(チョテビ)は「左議政いるからたのもしい」と、嫌味を言う。

ハウンは襲われた禁府都事(クンブトサ)の治療が終わったら、新たな賜薬を持って来いという。拒否感を顕にするジンヒョクにハウンは「お前と一緒に朝鮮のためにすることがたくさんあるが・・・」と悔しい気持ちを隠さない。そこに賜死撤回の御命が到着する。ハウンは助かったのだ。

ヨンネが晋州(チンジュ)に到着している。悪徳県監(ヒョンガム)が女を追っている。止めに入り、国法に基づいて対処するように指摘するも、逆賊だという理由でいとも簡単に女を殺す県監。「オレが法だ!」と言い捨てる県監。ヨンネも攻撃対象になってしまう。逃げるうちにハウンやジンヒョク出会い助かる。

ハウンは御命どおり漢陽(ハニャン)へ発つ。ヨンネは一人でヨンヒに会いに行くというが、ジンヒョクは身を案じてついて行く。ついてくる必要はないというヨンネに「ついて行くんではない。自分の行く道だ」と、ジンヒョク。

ヨンネは先日言われたことを着にしてそっけない態度をとりつづける。けれど「怒ってはいません。理解しています。私が幼かったのです。急に世に生まれてきたかのように負担をかけて」と、ヨンネ。「そんなことないです。お嬢さんはありがたく、そして大切な人です。」と、ジンヒョク。ヨンネも同じ言葉を繰り返す。「けれど、この世での縁はここまででは?」と、ヨンネ。

そこに、さっきの悪徳県監が。民衆に襲われて深手を負ったのだ。ジンヒョクがヨンネに指示するも、ヨンネの返答がない。「この人は救う価値のない人です。この目で確かに見ました。女を捨てるように殺したところを。獣よりも劣る人です」と、ヨンネ。「この人がどんな人だろうと救わなければなりません」と、ジンヒョク。この人を救えば犠牲者が増えるだけだ、その時にはジン医員は責任が取れるのかと、治療をしたがらない。

ジンヒョクは「責任が取れるのは、目の前にいる患者だけだ。」と。ヨンネは「ジン医員が住んでた世界ではそうかもしれませんが、私は納得できません」と、かたくなに拒む。「ボクから学ぶ医術は、注射をして薬を与えればいいとでも?それはいい!そう思っているなら違います。誰であろうと何があろうと最後まで諦めてはなりません。そう、ボクもわかりませんでした。そのヒット後しえてくれるまでは」と、ジンヒョク。

ヨンネが今一番聞きたくない「その人(ミナ)」のことを、切迫した状態で聞き、ヨンネは「聞きたくない。どうして、どうして私にその人のことを話すのですか?ジン医員の恋人のその人ではなく、私はホン・ヨンネです。今ここにいる、朝鮮に生きているホン・ヨンネなのです!ごめんなさい。この手術を手伝うことはできません」と、感情を顕にし、外に出ていった。

県監(ヒョンガム)を手術していた小屋は民衆に包囲される。ヨンネが手術の邪魔はさせないと立ちはだかる。幸い手術は成功したものの、2人も県監(ヒョンガム)の一味ということで捕らえられる。

ハウンは王に会おうとするも、王の体調が思わしくない。当分は安東金氏の占断が続くようだ。ハウンは左議政に出くわす。美辞麗句を織り込んだ舌競り合いを行う。御医に王の様子を聞くも、朝と夕では様子も違うとはぐらかされる。民衆のために対処しろとのハウンの言葉にも耳を貸さず、大妃のところに行って好きなようにしろと左議政。ハウンの怒りがこみ上げる。

ヨンネとジンジョクが連れて行かれた山城には、なんとヨンヒがいた。逆賊の首領になっていたのだ。信じられないというヨンネに「世の中が私に筆ではなく刀をもたせたのだ。農民が立ち上がった時、そこを通りすぎなければ、戦う方法もわからないまま死んでいく人々を見なければ、私は寺で書物を読んでいただろう。」と、ヨンヒ。

「一緒に帰りましょう。お兄さんでなくても誰かいるはずです。」とヨンネ。けれどヨンヒは「お前は代わりの人がいないからと医術を習ったのか?似たもの兄妹だ。強情で秘密も多い」といい、ジンヒョクと帰るように言った。

当ページの短縮URL  http://xn--nckg7eyd8bb4eb9478fjr1g.jp/drjin/?p=301

 - ドクター・ジン Dr.JIN , ,