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Dr.JIN(ドクター ジン)12話レビュー&あらすじ(ネタバレ有り)後半

      2017/12/08

Dr.JIN(ドクター ジン:닥터 진:JIN-仁- 韓国版)の第12話レビュー&あらすじ(ネタバレ有り)後半です。

山城にいるジンヒョクとヨンネ。ジンヒョクは「これは何かおかしい」と言う。民乱が起きることは歴史上の事実だが、このように本格的な戦闘は起きていないのだ。

ヨンネは「では、ジン医員が知っている歴史とは異なるのですか?」と聞く。左議政(チャウィジョン)とヨンヒを救ったことで、歴史が変わってしまったのだ。「ぼくは、ぼくは一体何をしたというのだ?」と、心のなかで自問するシンヒョク。

ハウンは妓房へ。チュノンはチョル(深く拝むこと)を以って歓待する。ハウンが「妾にでも行くのか?」と冗談めいて声をかけると、チュノンは「死地から帰ってきたのですから」と、笑顔で答える。「王も病み民衆も痛みを抱えている」と、嘆くハウン。チュノンは「恐れ多いことですが、王が後継ぎもなく身罷ったらどうなるのですか?」と聞く。

イ校理(ギョリ)は、新王は左議政が決め傀儡の王になるという。それでは王に健勝でいてもらわねばと言うチュノンに、左議政と御医が同じ船に乗っているのでどうなるかわからないという。ハウンはふとひらめき、ジンヒョクを内医院(ネイウォン)へ送ってはどうかという。けれど、イ校理は御医の所管なので許可するかどうかわからないという。そこで、どうにかするべく、策略を巡らす。ターゲットは左議政の右腕キム・ビョンオクだ。

キム・ビョンオクはハウンが開いた賭場で博打にのめり込んでいる。罠にかけチュパルから借金をするように仕向ける。

晋州(チンジュ)での戦闘の火蓋が切って落とされようとしている。ヨンネとジンヒョクは再度ヨンヒを説得するも、聞き入れられない「よく勉強していたと言ってくれ」と、母への伝言をヨンネに頼み、ジンヒョクにはヨンネを守ってくれと言い、戦闘指揮を取りに行く。

キョンタクは討伐軍を指揮している。農民と正規軍には武力に差がある。徐々に追い詰められる農民軍。ジンヒョクは負傷者が多く出るので戻らなければと言う。ヨンネも戻ろうとするもジンヒョクは一人で行くので村で待っていてくれと言う。けれどもヨンネは言うことを聞かない。「言うことを聞いてよ、お願いだから!これ以上お嬢さんが傷ついたり危険な目にあったりするのは嫌なんだ。わからない?ミナは関係ないんだ。今、目の前にいるあなたのせいで辛いんだ。」と、ジンヒョク。

銃声が鳴る。結局二人で戻る。キョンタクは崖のところまでヨンヒを追い詰める。 ヨンヒは「お前とこうしていると、剣の修練をしていた時のことを思い出す。いつもオレに負けていたな」と言う。「忘れたのか?後にはおれが優勢だったことを」と、キョンタク。「ヨンネを救ってくれてありがたい」と、ヨンヒ。「また会えば、必ずおれの剣で打ち負かすといっただろう」と、キョンタク。「お前の剣なら受けるのも一興だな」と、ヨンヒ。「おろかな友だ」と、言い初太刀を浴びせるキョンタク。最後の戦いが始まる。

何度か剣を交わし、キョンタクはヨンネを不利な体勢に追い込む。そして体を真っ二つに切り裂くであろう最後の太刀。けれども、キョンタクは切ることができなかった。剣は岩を叩いていた。「おれのただ一人の友は、たった今この世から旅立った。もう誰も友はいない」と、キョンタク。殺したことにして生かそうとしたのだ。

けれど、そこにはキョンタクの銃を拾った県監(ヒョンガム)が待ち構えていた。そしてヨンヒを撃つ。ちょうどヨンネとジンヒョクも到着する。ヨンヒは崖から落ちる。

「ヨンヒや、ヨンヒや~!」崖の上から叫ぶキョンタク。県監はキョンタクを告発すると言うもあっけなくキョンタクに切り捨てられる。「お兄さん、お兄さん!」とヨンネも叫び泣きじゃくる。●死んでない気が・・・●

キム・ビョンオクはチュパルに金を借りている。「官吏が私のようなものからお金を借りてはいけないのでは?」と、チュパルが言うも、急ぎだからと借りるピョンオク。そこに、ハウンがやってくる。驚くピョンオク。「ネズミ野郎がいると聞いたが、あなたでしたか」と、ハウン。証文をチュパるから受け取り「王か大妃にこの証文を見せると、たとえ左議政でもあなたを守れませんよ」と、脅迫する。

「いま、誰を脅迫しているのか?私は戸曹参議(ホジョチャミ)キム・ビョンオクだぞ!」と、開き直るピョンオク。ハウンが「きさま!大口をたたきおって!今すぐこの証文を禁府都事(クンブトサ)へ渡すぞ。それでも正気が保てるのか!」と怒号を浴びせると、たじろぐピョンオク。

左議政は晋州(チンジュ)からの報告で、民乱が鎮圧されたことを喜ぶ。そして、キョンタクの功を讃え、呼び戻す旨をテギュンに伝える。テギュンは渋々その命を受ける。

 

ヨンネは気を失っている。けれど、1日もすれば回復しそうだ。ジンヒョクはキョンタクにヨンネを託す。「すべて私のせいです。私が県監を救ったから、結局ヨンヒは私のせいで亡くなったのです」と、ジンヒョク。「ヨンヒは自らあのような選択をしたんだ。ただそれだけだ」と、キョンタク。

ハウンが趙大妃(チョテビ)に謁見している。乱が収まったが不穏な状況は続いており、それを王の健康問題に結びつけ、ジンヒョクを内医院へ入れてはどうかと打診している。御医の所管だからどうにもならないという大妃に、ハウンは自分が何とかすると言う。大妃はハウンのしたいようにしろと言う。

すっかり策略によりハウンの手に落ちたキム・ビョンオク。酒の席で失言がなかったかと聞くも、テギュンが囲っている妓女の数など、なにからなにまでしゃべっていた。ハウンは「聞いたことは忘れることはできるが証文は忘れることができない」と、ピョンオクを脅し、大妃からの下命を達成するために手助けがほしいと言う。

臣下の会議。ジンヒョクの内医院への所属の件が議論されている。案の定、テギュンと御医は笑い飛ばしている。けれども、キム・ビョンオクは脅しが講じて、今までのジンヒョクの功績を上げて、ジンヒョクが目の届かないところにいるよりも、むしろこちらにいたほうが有利になると、ハウンの策略に乗っかって、他の臣下を説得している。

御医も「一理はあるが」と言うも少々渋っている。左議政は御医が良ければそうしろと結論を出し、結局この案は採用される。テギュンはピョンオクを見直している。「これが政治だ」との言葉に、感嘆もしている。

左議政と御医はピョンオクをいぶかしがるも、様子見ということにする。ジンヒョクの採用については、王が亡くなると内医院の誰かが責任を取らないといけないため、ジンヒョクに責任を押し付けようという魂胆なのだ。

ジンヒョクは意を決して内医院に入ることに決め、ハウンと共に王に謁見する。

第13話に続く

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