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Dr.JIN(ドクター ジン)第1話レビュー&あらすじ

   

Dr.JIN(ドクター ジン:닥터 진:JIN-仁- 韓国版)の第一話レビュー&あらすじです。

オープニングシーンはのちに出てくる屋上からタイムスリップした先の朝鮮時代。

ソン・スンホン演じるジンヒョクは太刀を抜いて争っている人達を見て映画の撮影かと思うが、どうも様子が違う。

そこにジェジュン演じる捕盗庁(ポドチョン:포도청)従事官(チョンサグァン:종사관)キム・ギョンタクが登場。怪しい奴ということで捕縛命令を出す。ジンヒョクは何のことかわからず逃走。崖から落ちそうになるところをイ・ボムス演じる李昰應(イ・ハウン:이하응)に助けられた。

「帰らなければ!(トラガヤデ/トラガヤドゥエ:돌아가야돼)」

との言葉を残し気絶するとシーンは現代へ。 救急搬送された患者の脳外科手術をすると、そこには胎児が。「帰らなければ!(トラガヤデ)」という言葉が聞こえ頭痛を起こす。

手術後、パク・ミニョン演じる恋人のミナと会う。ミナの都合でひと足早いジンヒョクの誕生祝いをする。じゃれあってるうちにミナがジンヒョクに乗っかる。 「ミナ、重い!」と、ジンヒョク。ミナは頭突きをお見舞いし、「ひとつも愛してないわよ!」と言い返す。

ジンヒョクも「オレもお前なんてうんざりだ!」と。「プロポーズどうしてしないの?逃げることもできるわ」とミナ。「そりゃ~ありがたいだろ?」ほのぼのとした幸せなじゃれあい。

今日の不思議な出来事を話すジンヒョク。ミナも不思議な夢を見たことを話す。

「どこかわからない不思議な場所で、オッパと呼んでも知らない人のようにすっと行くの。悲しく怖かったわ。」

ジンヒョクの呼び出しに奉仕活動があるから遅くなるとミナ。するとある子供の父親が頭を打って意識不明に。ジンヒョクのいる病院に搬送された患者を見てジンヒョクは手遅れだと言う。

「わたしがこうなってもそういうの?」と利己的なジンヒョクに食い下がる。けれど患者はジンヒョクの見立て通りまもなく死亡した。

「夢で見たように、こんなときオッパはわたしの知らない人みたい」

考え方の違いからミナは病院を飛び出す。そして・・・。 トラックに車ごと轢かれ重体に。

「また会うことができるはずだわ。私達・・・」

ジンヒョク自ら手術を行う。けれどもまた頭痛が襲う。ミナは動脈を損傷し出血多量に。命は取り留めたものの意識は戻らない。

 

タイムスリップ

病院の屋上。不審な患者が、ジンヒョクが取り出した胎児を持ってうろついている。もみ合っているうちにジンヒョクは屋上から落ちる。目が覚めるとそこは朝鮮だった。命を助けてもらった両班(ヤンバン)に、今はいつだと尋ねると、以下の様な答えが。

咸豊(함풍:ハムプン)10年・庚申(キョンシン:경신)年(1860年)との返答が。(咸豊とは当時の中国清王朝の年号)

 

解説

その前後の会話で、「江華(カンファ)トリョンニム」と言っていますが、当時は第25代哲宗(チョルジョン:철종)の御代でした。哲宗は謀反の連座制を受けて江華島に流刑となっていたのですが、第24代憲宗(ホンジョン:헌종)が跡継ぎを残さないまま死去してしまったため、農作業に従事していた哲宗に急に白羽の矢が立ち、王位につくことになりました。

ジンヒョクは、その歴史的事実を知っていたため、現在の王のことを哲宗(チョルジョン)と言ったのですが、諡号は死んでから付けられるものなので、「生きている王に対して何事だと!」と、王族であるイ・ハウンにたしなめられたのでした。 ●解説終わり●

 

ジンヒョクは町並みを見てほんとうに朝鮮時代に来たことを悟る。キム・ギョンタクは図画署(トファソ:도화서)にサントゥ(髷)が無いなどの特徴を伝え手配絵を描かせ、ジンヒョクに100両の懸賞金をかける。それを見たイ・ハウンはジンヒョクを探し出し行動を共にする。

「外戚の安東金氏(アンドンキムシ)が天下をとって60年だ」と不平を口にするイ・ハウン。借金をしているチュパルの手下に連れられていく。借金の形にジンヒョクを差し出そうとするが、30両の借金なのに全てを得ようとするチュパル。

チュパルは食べ物を喉につまらせる。ジンヒョクは後ろから抱きかかえハイムリッヒ法を試みるも異物は除去できない。そのため、喉を切開してチューブを入れる外科的処置を行う。再度ハイムリッヒ法を行い、無事に呼吸するに至った。

 

捕盗庁(ポドチョン)がジンヒョクの捕縛にやってきたため逃げる。その途中にミナに似た女性ヨンネを見かけ、後を追いかけるも見失う。ヨンネは布木店で仕事を得た帰りに久しぶりに許嫁のキム・ギョンタクと会う。兄の話を少しする。(両班家でありながら暮らしぶりが良くないこともここでの会話でわかる)

キム・ギョンタクが射撃をしているところに父キム・ビョンヒがやってくる。キム・ギョンタクは庶子であるため父とは呼べず大監(テガム)と呼ぶ。(けれど、会話から通常の庶子に対する態度ではなく、限りなく息子として扱っていることがわかる)

既得権益を持つ両班(ヤンバン)に抵抗する秘密結社ムミョン契(ムミョンゲ)を捕縛できない捕盗庁(ポドチョン)に追求が及んでいると言われ、キム・ギョンタクは対策があると答える。キム・ビョンヒは言うことを聞かないキョンタクの馬を見て「庶民と同じだ」といい射殺す。

イ・ソヨン演じる妓女チュノン登場。「貴い人が来る」と占う。

夜、ムミョン契(ムミョンゲ)と捕盗庁(ポドチョン)の争い。ジンヒョクは血だらけの両班の青年と出くわす。青年を家まで背負っていくジンヒョク。藁葺き屋根ということからも暮らしぶりが良くないことがわかる。出てきたのはミナに似たヨンネだった。青年はヨンネの兄だったのだ。

 

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