世界のどこにもいない優しい男10話あらすじ&レビュー前編
2017/12/08
世界のどこにもいない優しい男(セサン オディエドオンヌン チャカンナムジャ:세상 어디에도 없는 착한남자)第10話の感想(あらすじ・ネタバレ含む)前編です。
前日のラストシーンで完全にはまってしまった優しい男ですが、第10話も大きな反転はなかったものの面白い内容でした。
「私が見つけたわ私が先に探し当てたの。カン・マル。」ウンギがそう告げ微笑んだところから第10話はストーリーが始まります。
ウンギはただの記憶喪失ではなく、知性や知能まで失い、性格まで変わってしまう。このままでは後継者として不適格であるため、亡くなったソ会長の後を告げない。しかも生存まで危うい状況だ。ヒョン秘書はソ会長が亡くなったのには何かあり、ハン・ジェヒがそこにいたのもわかっていると。
このような状況だからウンギを隠しておいたのだけど、カメラを見てマルに会いに行くというウンギを止められず、ここまで連れてきたのだ。だから記憶を紐解く手助けをして欲しいとヒョン秘書に言われるマル。けれどマルは「どうしてオレなの?」と聞く。ヒョン秘書はウンギが愛した唯一の人だからと言うが、マルは「そっちの都合でしょ」と、そっけない。
そして、ウンギの前に来て「人を間違って訪ねてきたんだ、お嬢さん。そちらとオレ、なんの関係もない間柄だ。互いに愛し合っていた関係?誰が?俺達が?写真を一緒にとったら恋人になるのか?」と、冷たい態度を取る。
そこにジェシクがやって来ると、優しい男はとっさにウンギを抱き顔がバレないようにする。言葉と行動が裏腹だ。ジェシクが去りマルが出かけようとすると、ウンギが引き止める。「私達以前はタメ口だったの?わかったはそうするわ」と言い、自分が疎かになったために知り合いのふりをしたくないのかと聞き、「少し待ってくれれば、少し教えてくれればいいの。そうすればすぐに記憶を取り戻し、全部回復させることができるのに」と、ウンギ。
事故のせいで正しい判断ができないようだと言うマル。以前ちょっとだけ知り合いだっただけだというマルに、ウンギは「私の心臓が知っているの。私の心臓があなたを記憶しているの。ここが記憶しているの、あなたを。」という。けれどマルはウンギの手を払って去っていく。
後編へつづきます
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