世界のどこにもいない優しい男11話あらすじ&レビュー
2017/05/15
世界のどこにもいない優しい男(セサン オディエドオンヌン チャカンナムジャ:세상 어디에도 없는 착한남자)第11話の感想(あらすじ・ネタバレ含む)後編です。
少し退屈だった11話。そのためか視聴率も下降気味です。(野球の延長もあったけれど)
けれども、最後ご最後に退屈を吹き飛ばす仕掛けが待っていました。
本編は5分半ほど前話のリピートです。「優しい男」では映像の使い回しがとても多いですね~。
ジェシクにさらわれたウンギに追いつき、ジェシクは逃亡します。簡単についていったウンギに怒りをあらわにするカン・マル。「能なしか!」と罵る。
ウンギは「私がそんなに嫌い?こんなに嫌っているなんてわからなかった。わかってたら探さなかったわ。悪かったわ。わるかった。嫌だという人に、記憶が無いという人に、盲目的に、記憶を聞かせて、教えて聞かせて、待っていて、ごめんねと。ごめんね。もうしないから、もうあなたの前に現れないから。だから私のことで他の人を怒ったりしないで。あなたのお兄さんは悪くないは。私が悪かったの。ほんんとに頭がどうにかしているようで」と言う。
「ここまでにしましょう。惨めにさせないで。記憶をなくしても恥ずかしいのはわかる。私が」と言い去っていくウンス。
どうも、ウンスのキャラクターが定まってない気がします。幼児のような状況で記憶喪失ではなく知性も失われているはずなのに、やり取りもしっかりしているし、自宅までタクシーで帰ることができるし、知性は戻りただの記憶喪失になっているような感じです。
ジェシクは妹のジェヒを訪ね、ウンギが出てくるとまずいことになるだろうと脅す。ジェヒはジェシクのいる闇賭博場に警察を差し向け、捕まれば10年だ、懇意にしている検事がいると逆に脅す。追い詰められたジェシクはマルのところへ行き、裏にいたのはジェヒだと打ち明ける。
マルはジェシクからウンギのいるヒョン秘書の家を聞き出し向かう。ヒョン秘書をキャッチして「私がどう助ければいいのですか?」と聞く。ジェヒからテサングループを取り戻せば良いのかと。そこにはアン弁護士の配下のチョ秘書がすでにやってきていた。
心を閉ざし部屋の鍵を開けなかったウンギだったが、初めて会った飛行機でのこと、2回目はバイク事故の時だったこと、世界のすべてを敵に回したような、傲慢で冷酷で、女性なのにありがたいことをありがとうと言えず、ごめんなさいとも言えない記憶を失う前のウンギについて話す。「私がそうしたの?まさか?」と、ウンギ。これで部屋の鍵を開けたウンギ。ヒョン秘書はパク弁護士を呼び時間稼ぎをしている間に、マルはウンギを連れ出す。
マルはウンギに3回目に会った時のことも話す。好きだと言う言葉や会いたいという言葉を、独特な形で表現するんだ、怒りで表すんだなと思ったことを話す。けれど、ウンギは記憶が無いからといって、そんな話をしないでと遮る。今日はここまでにしようとマルもやめる。
ジェヒはウンギのリゾートの代表理事の座を廃して、自らは臨時会長から本当の会長へとなりパーティーを開く。そこに突然ウンギがやって来てうろたえるジェヒ。ウンジェは壇上に立ち、後遺症があるため助けがいると、婚約者のカン・マルを紹介する。
第12話に続く
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