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世界のどこにもいない優しい男 9話感想・あらすじ含む

      2017/05/15

世界のどこにもいない優しい男(セサン オディエドオンヌン チャカンナムジャ:세상 어디에도 없는 착한남자)の感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。

完全に韓国ドラマの王道を走っている展開で、通常なら「もう勘弁して!」となるはずなのに!

ついに伝家の宝刀「記憶喪失」が!

女性主人公ソ・ウンギを演じるムン・チェウォンの作品はほとんど見ていて、結構お気に入りの女優さんなのですが、そう可愛いと思ったこともなく、ほのぼのした感じだなって思っていましたが・・・今話で惚れてしまいました!

おそらく、今までにない演技ができているということなのでしょうね。とても魅力的に見えます。ソン・ジュンギの演技が素晴らしく、その相乗効果でいい演技ができているとも言えます。いずれにしても、このドラマは廃人を作るドラマですね。ほぼ確定的に廃人になりそうです(汗)

さて、あらすじを少々。

マルが愛していた人が継母のハン・ジェヒだと知ったウンギ。それでも、マルの感情ではなく自分の感情が重要だと言い、マルを求めます。「どうして私に一度も寝ようという話をしないの?」というウンギに「俺がほしいのはハン・ジェヒで、ソ・ウンギじゃないから」と答えるマル。

「男のためにすべてを捨てるソ・ウンギではなく、テサングループ後継者のソ・ウンギなら心を変えられる」と、わざとウンギが傷つく答えをいうマル。今までの行動や言葉は意図的に計算していたのかと聞かれ「多分」と答えるマル。崖から人形を拾ったのもそうかと聞かれて「多分」と答えるマル。

崖から落ちてしまえば命を落とすのに、ウソを付くなというウンギ。自分が見ていたカン・マルはそんな男ではなかった。だから狂った女みたいになったんだとマルに抱きつくウンギ。誰も自分たちを知らない場所に行って生きようと言う。マルの答えは冷酷だった。

「だからお前が回ってきたんじゃないか。そうやって命をかけるふりでもしたから、お前のような女が、お前のような性悪女で、人を信じられずに高慢な女が、オレに一発で越えて来たんじゃないか。ジェヒ姉さんを見つけるために、オレができないことがあったと思うか?」

ウンギは失意のまま去っていく。

ソ会長とパク弁護士が電話中にハン・ジェヒが不正の証拠を店にやってくる。ソ会長は発作を起こし倒れる。薬を飲まなければならないが、そこにアン弁護士がやって来て薬を渡さない。ソ会長は絶命する。

ウンギはパク弁護士空メールで知らされ急いで帰ろうとするが急に反転してトンネルの中で反対車線を走行し事故を起こす。マルが見た眩しい光がそうだった。ンそして入院後に失踪する。

パク弁護士は電話越しに全て聞いていて告発するというが、パク弁護士の父が前婦人を交通事故に見せかけて殺したことを支持したとアン弁護士から聞かされる。それで告発もできなくなった。

ハン・ジェヒはテサングループの代表理事となり、カン・マルは詐欺師となった。

マルが詐欺の話を進めようと出かける途中、子供たちと壁に落書きをする女性を見つける。その女性はハングルもまともに書けず子供たちに笑われる。マルは「강마루(カン・マル)」と正しく書きその女性を見る。ウンギだ。

「あ~、やっと思い出した。カン・マル。知ってるのに私。」とハングルを見つめるウンギ。そしてマルを見て「あ、私、知ってるでしょ?あってるわ。カン・マル」そう言ってデジカメに残っていた青森での写真を見せる。

「私、記憶を亡くしたの。自動車事故にあったのだけど、何もそのことを覚えてないの。私の名前、ソ・ウンギというのも一生懸命学んで知ってるの。私に残されたのはこのカメラだけしか無くて。このカメラの中にいる人はカン・マルしかいなくて。私を世話してくれるお姉さんが写真の中にいる人はカン・マルだと、それで、それで探しに来たの。さっきまではカン・マルが誰だか、写真の中の人が誰だか、記憶が1つもないのに、直に顔を見たら思い出したの。あなたが誰なのか、もう記憶が戻ったわ。私達とてもすごく愛しあってる関係、そうでしょ?」

言葉を失いただ見つめるだけしかできないマル。

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