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世界のどこにもいない優しい男14話あらすじ&レビュー

      2017/05/15

ソン・ジュンギとムン・チェウォン主演の韓国ドラマ 世界のどこにもいない優しい男(セサン オディエドオンヌン チャカンナムジャ:세상 어디에도 없는 착한남자)第14話の感想(あらすじ・ネタバレ含む)です。

「誰ですか?誰なのよ?誰だお前?」

退行性記憶障害に陥りカン・マルのことを誰だかわからなくなるウンギ。これは本当の記憶を呼び覚ますことへの一種の防御本能であり通過儀礼でもある。後に記憶があふれるように戻ってくる前兆だ。
ジェヒはウンギに、ただマルとの昔話をしただけだった。けれども、そのマルが記憶障害を起こした事故や忌まわしい過去への最重要人物であるため、ウンギは混乱しているのだ。
ジェヒは「あなたのいない世界は退屈で楽しくない」と、マルに未練を持っている。
アン弁護士はウンギの医療情報を入手して、禁治産請求をするという。そうするとウンギはジェヒの完全な保護下におかれてしまう。
ウンギの退行性記憶障害は一時的なもので、それでもマルを惑わせる。そのマルは本来手術を受けるべきなのに受けずにいて病状が悪化している。
ウンギはよく眠ったあと、従来の状態に戻る。その時に長い夢を見たウンギ。その中に出てくるマルは今の優しい男ではなく、悪い男だった。「オレがほんとに夢のように悪い男だったらどうする?」と、マル。「許さないわ。父まで捨てて選んだ人なのに」と、ウンギ。その言葉を聞き優しい男は少し笑いながら「必ずそうしろ」と言う。
一日でも早くマルとの記憶を取り戻したいウンギは会社に復帰する。けれども、それはジェヒたちに格好のつけ入る機会を与える。こじれている案件をウンギに解決するように言うジェヒ。ミン代表と言われたため急場しのぎに記憶を詰め込んだのだが、実際にあったのはナム社長だった。
ナム社長は5ヶ月前に交通事故で息子を亡くしたにもかかわらず、ミン代表の息子の話をしてしまい、ナム社長は激怒して帰ってしまう。もちろん投資の件もなかったことになる。後日、自分の記憶障害について正直に謝り事なきを得るが、その時は完全にジェヒの策略にはまっていたのだ。
ジェヒは会議の場でウンギの病状を公開しようとしたが、その寸前に一枚のメモを受け取り、その計画を中止する。そのメモには「ソウン着への殺人教唆について話をしましょう」と会ったからだ。
会議室を出るとマルと兄のジェシクがいた。実行犯のジェシクがいてはどうしようもない。ジェシクは会議室に入り全て話せば、マルが一生面倒を見てくれるとジェヒを脅す。
ジェヒは仕方なく方向転換し、ウンギを共同代表理事に昇格させる。

第15話に続く

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